http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070418-00000011-kyt-l26
西陣織の帯地メーカーのフクオカ機業(京都市上京区)が、超高強力ポリエチレン繊維を西陣織の技術で織り上げた耐刃(たいにん)性の生地を開発、大阪府内の衣類製造販売会社が、耐刃防護衣類として上着や帽子を商品化した。
新開発の生地は、大手繊維メーカーが開発した建築現場の防護ネットなどに使われる超高強力ポリエチレン繊維を使用。綿生地と比べて約3倍の耐刃性があるうえ、耐摩耗性にも優れているといい、フクオカ機業が帯地用の織機を改良して織り上げた。
商品化したのは、裏地にこの耐刃性生地を使った上着や子供用の紅白帽、交通安全帽など。刃物から身を守ったり、自転車で転倒した際に頭部を保護できる商品として発売した。価格は上着が5万2290円、紅白帽が5229円など。共同開発した衣類製造販売サクセスプランニング(門真市)が、インターネットを通じて販売している。