http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070412-00000401-yom-soci


富山市の設計事務所「田村水落設計」が構造計算した「アパ」グループのホテルなどで耐震強度不足が見つかった問題で、新潟県三条市の分譲マンション2棟も、耐震強度が85%にとどまっていることが11日、同市の調査でわかった。

 強度不足が見つかったのは、2004年10月に完成した「アパガーデンズ東三条ウエストコート」(9階建て49戸)と、隣接して建設中の「同イーストコート」(同)。耐震強度85%は、震度6強以上の地震が発生した場合、倒壊の危険がある。このため、同市は、補強工事を要請する方針。ただ、アパ側が強度不足を認めず、応じない場合は、建築基準法に基づき、是正勧告する。アパ側は「現時点でコメントは差し控えたい」としている。