http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070401-00000107-mailo-l21
多治見市虎渓山町の永保寺(田中義峰住職)で宝物の一般公開が行われた。
同寺には国指定重要文化財(国宝)の観音堂と開山堂のほか、県や市指定の文化財が数多く所蔵されており、毎年3月に虫干しを兼ねて公開されている。
今年は建築中の庫裏の金具を一切使わない木造軸組み構造も公開。切り妻屋根の正面に取り付けられた板は長さ13メートルもあり、2枚のヒノキ材を継いで作られている。またカマドは「典座」と呼ばれる現代では珍しい形で、訪れた人たちは興味深げに見入っていた。【小林哲夫】