http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070329-00000026-nkn-ind
戸田建設、構造計画研究所、五洋建設、鉄建、東急建設、飛島建設は28日、パイルド・ラフト基礎に関する実用的な解析プログラム「ハイパー」を開発したと発表した。6社は軟弱地盤に建設する中低層建物のほか、超高層建築物にも有効な工法としてパイルド・ラフト基礎を提案していく。
ハイパーは表形式の入力により、一般の建築構造設計者でもデータを容易に作成できる。断面の入力はラフト、基礎梁・杭など、構造設計に対応した形式で行い、モデルデータと計算結果は表計算ソフトのデータ形式で入出力できる。
直線で囲まれた任意の平面形状の解析や、複雑な形状の建物にも対応。地盤、杭、ラフトの分割数を任意に決められ、概算から詳細解析まで設計段階に対応した解析ができる。
6社は04年から土屋勉室蘭工業大学教授の指導を受けながら、建築研究所と設計プログラムの共同開発を進めていた。