http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070327-00000004-ryu-oki


県土木建築部は26日、2007―08年度の県発注公共工事の入札参加資格業者数と等級別の業者数を発表した。土木工事の特A業者は92業者で、前回05―06年度登録時の100業者に比べ8業者減った。建築工事の特A業者は96社で、前回より10業者減った。
 土木工事業では、特Aだった12業者が倒産などを理由に申請しなかった。建築工事業でも、前回特Aの登録した8業者が同様に申請しなかった。県内の全特Aランクの土木・建築業者が公取委から排除命令を受けた県発注工事をめぐる談合問題が影響している。
 A業者は、土木工事業が443業者(前回比で44業者減)、建築工事業が142業者(前回比13業者減)となっている。
 建設工事入札参加資格業者数は2908業者で、前回よりも286業者(9・0%)減った。
 県は、発注件数や金額が大きい土木、建築、電気、管、舗装の5業種で2年に一度、入札参加の申請があった県内業者を、施行能力や経営力に応じ、工事規模によって県独自にランク付けしている。