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フィット・デザイン・システム(東京都八王子市、笠原英世社長、0426・26・7118)は、自社製品の第1弾として静脈認証型の入退室用管理読み取り装置(リーダー)を5月に発売する。静脈を模式化し形状で識別する方式を採用。寒冷地での利用など競合品よりも幅広い環境下で利用できるよう差別化した。価格は1台30万円前後を予定。警備や建築会社を中心に初年度2500台の販売を目指す。

 画像補正処理を行い、静脈の形そのものを登録・識別することでマイナス15度Cの環境でも利用できるようにした。一般的に静脈の認証は、静脈内の特徴点を使い識別する。しかし低温下では血管が縮むことで特徴点が消失し、識別が難しくなる欠点があった。