http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070324-00000029-kyt-l26
建築家が提案する「現代和風茶室」でせん茶と談論を楽しむ催しが24日、京都市中京区の京都芸術センターで開かれた。
同センターが毎月開催している「明倫茶会」の一環。今回は「いま芸術は」と題して、建築家の山崎泰孝さん(左京区)が企画。日本建築の柔軟さを生かした設計で知られる山崎さんが同センターのフリースペースに和洋折衷の「現代和風茶会空間」を作り、亭主として客を招いて進められた。
茶会は「音」や「光」などのテーマで4席を開催。それぞれの席で正客がテーマについて語りながら進行した。「音」の席では、能楽の藤田流笛方、藤田六郎兵衛さんらが日本や世界の音楽について語り合い、参加した市民らはせん茶を楽しみながら聞き入っていた。