http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070321-00000007-kyt-l25
滋賀経済同友会などが設けている、近江商人の「三方よし」の精神を生かし、環境に配慮した経営を進める企業に贈る「滋賀CSR経営大賞」の表彰式が20日、大津市内のホテルであった。
同大賞は、滋賀らしいCSR(企業の社会的責任)の普及を目的に、同同友会や県などでつくる実行委員会が昨年度、創設した。2回目となる今回は、県内の20社が応募し6社が選ばれ、同同友会の知事懇談例会の中で表彰式を行った。
最優秀の大賞には、チップ化した建設廃材を使ったアスファルトを開発した土木建築会社「田中建材」(高島市)が受賞した。田中稔専務は「環境で地域1番を目指して技術開発してきた。大手との競争の中で生き残るのは大変だが、CSRを順守して他の企業の励みになるように努力を続けたい」と述べた。
他の受賞企業は次の通り。
準大賞=アオヤマエコシステム(大津市)▽ベストプラクティス賞=琵琶湖ホテル(同)▽奨励賞=滋賀ダイハツ販売(栗東市)、東亜システムプロダクツ(高島市)、住文北ビワコホテルグラツィエ(長浜市)