http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070301-00000161-mailo-l13
国合同庁舎と千代田区新庁舎の複合施設(千代田区九段南1)が完工し、28日に完成引き渡し式があった。
地上23階地下3階建て、延べ床面積約6万平方メートルの同施設は、1階から10階までが千代田区庁舎と千代田図書館、11階から23階が国土交通省、厚生労働省などの合同庁舎。国交省関東地方整備局が建築主となり、初のPFI事業として建設した。市区町村庁舎がPFIで建設されたり、国と合同施設になるのは珍しいという。
引き渡し式でレプリカの鍵を受け取った石川雅己区長は「完成までの関係者の苦労と協力を今後庁舎の中で生かしていくのが私たちの役割」などと話した。
新区庁舎は3月15、16日に一般見学会を実施し、5月7日に開庁。民間の障害者福祉作業所とパン工房や、主な届け出・申請手続きを一本化する総合窓口を設置する。国合同庁舎部分の各部署は3月から順次開設する。【窪田千代】