http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070223-00000226-mailo-l41
住宅建築の全国的なコンテストの一つ「トータルハウジング大賞」に、伊万里市脇田町、樋渡建設(樋渡芳成社長、従業員6人)が設計・建築した真四角な外観の住宅が選ばれた。同社では「地方の小規模事業所が最高賞を得たことは、地域の中小事業所の奮起のきっかけにもなる」と喜んでいる。
同コンテストは住宅設備・建材の総合メーカー「トステム」などの主催で、1991年から毎年行われている。17回目の今回には、全国の工務店などから699点の作品が寄せられた。
大賞となった住宅は、同市脇田町の団地内に昨年夏、建築。木造2階建て(延べ床面積約120平方メートル)で、1階が部屋2室、ホール、バス、トイレ、2階がリビング、ダイニング、台所となっている。内装を白系で統一するなどシンプルでモダンなデザイン。審査では「個性的な暮らし方を望む施主の要望に合わせ、デザイン・設計とも、よく練られている」と高く評価された。
同社では昨年も同コンテストで優秀賞を受賞。樋渡社長(39)は「顧客第一主義に徹し、今後も住む人が本当に満足できる建物を提供していきたい」と話していた。【米田和俊】