http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070223-00000024-kyt-l26
京滋で建築を学ぶ大学生有志の団体「京都建築学生之会」が24日から、合同卒業設計展「Diploma×KYOTO建築宣言」を京都市下京区の京都産業会館で開く。設計図や模型の展示、シンポジウムを通じて、若い感性と建築にかける思いを発信する。
同会は1989年に発足し、各大学の4年生有志が引き継いできた。今年は京都大、京都工芸繊維大、滋賀県立大など8大学から91人が参加した。6月から毎週数回、企画会議を重ねた。スポンサー企業も探し、約100事業所の協賛を取りつけた。
展示は91人全員が、大学の課題の卒業作品を設計図と模型で発表する。都市計画や公共施設、文化施設、住宅などテーマはさまざま。同会代表の荷福怜さん(京大4年)は、「建築といえば堅苦しい雰囲気だが、普段住んでいる家も建築物で、もっと身近に感じてほしい」と話す。来場者が好きな作品を選ぶ一般投票もある。
27日まで。入場無料。24、25日の午後は建築家たちによるシンポジウムがあり、26日には学生が作品の提案発表をする。