東畑 謙三(とうはた けんぞう、1902年4月11日 - 1998年4月29日)は、日本の建築家。三重県生まれ。1923年に第三高等学校理科乙類、1926年に京都帝国大学工学部建築学科を卒業。1932年に東畑謙三建築事務所を設立。以後、武田五一の弟子として関西の建築業界を牽引した。日本建築家協会名誉会長。日本建築学会名誉会員。1961年、1970年、1976年、1980年の4度にわたって建築業協会賞を受賞。1969年、1981年の2度にわたって日本建築学会賞を受賞。また、藍綬褒章・紺綬褒章・勲三等瑞宝章(1972年)を受章している。
代表作品
旧東方文化学院京都研究所
旧東方文化学院京都研究所漢字情報研究センター(旧東方文化学院京都研究所、1930年、京都市、国登録有形文化財)
大阪営林局庁舎(大阪)
甲南大学校舎(兵庫)
大阪駅前市街地改造事業(大阪駅前第1ビル:1970年、第4ビル:1983年)
鈴鹿市民会館(三重)
日商岩井大阪本社(大阪)
ホリデイ・イン南海(大阪)
筑波研究学園都市(茨城)
インテックス大阪(1985年、大阪市)
国際花と緑の博覧会 政府苑(1990年、大阪市)
千里ライフサイエンスセンター(1992年)
- 布野 修司
- 待てしばしはない―東畑謙三の光跡