宗教って色々ありますよね。
キリスト教、仏教、イスラム教などなどたくさんあります。
不思議なことにほとんどの地域に宗教は存在しているんですよね。
そもそも宗教ってなんなのか?
一般に、人間の力や自然の力を超えた存在を中心とする観念であり、また、その観念体系にもとづく教義、儀礼、施設、組織などをそなえた社会集団のことらしいです。
昔は科学で解明されたことは少なく、自然現象は人間の恐怖対象となっており、神の怒りよって起こる現象だと信じられていました。
神を信仰する事で自然現象による災害の恐怖を防ごうとしたのが宗教の始まりなんでしょうかね。
人間は脳が発達しすぎたために想像力が高く、存在しないものを想像することができてしまいます。悪魔や悪霊などです。
未知の自然現象というものは人の恐怖を非常に煽るものだったのでしょう。
しかし科学が発達してきた現在は今まで解明できなかった未知の部分を解明できるようになってきており、それらは神の仕業ではないということがわかってきました。
神を信仰する必要性はないようにも思います。
なのに未だに宗教は広く信じられているのです。
これは道徳心を鍛えて正しさを教えるという重要な役割を担っているのではないでしょうか?
もちろん予測不可能な不幸を回避して幸福を得たいと思う感情も信仰心に関与し、信仰は安心感を得ることができます。
人間社会は人間の作ったルールがあり、その中で上手く暮らしていくにはお互いに助け合っていく必要があります。
相手ことを気遣う姿勢や道徳心を学ぶのが宗教のあり方なのかもしれませんね。
「信じる者は救われる」と言いますがこれは神が物理的に救ってくれるのではなく、心に安心感を与えるという意味なんでしょうね。
昔も今も人を救うのは神ではなく人ですからね。
結論からいうと今はまだ宗教が人間には必要であると言えるかもしれないですね。