実家のリフォーム記事、続きです。
①階段下収納を洗濯機置き場に
今回脱衣所、お風呂場をリフォームするにあたっての課題は、こちらでした。
①清潔に、掃除しやすく
②バリアフリー
③コストはおさえてシンプルに
その中でも今回は②の、バリアフリーについて。帰省のたびに、だんだん両親の老いを感じます。
とはいえまだ元気だけど、リフォームするなら、バリアフリーは必須!
脱衣所、風呂場共に、扉は、引き戸にしました。元気でいてほしいけど、今後、車椅子や、介護の必要が出てきた際の出入りも想定して。車椅子でなくても、ちょっとの段差で転倒する危険も回避したいので、床はフラットに。
子供にも、みんなに、やさしいつくりに。
脱衣所入り口ビフォー
前の開き戸の枠はそのままに、内側に数センチの枠を足す形で、工務店さんに造作してもらいました。
お風呂場のドア。
ビフォー
アフター
システムバスのドアは、折れ戸、開き戸に比べて、引き戸を選ぶとお値段高いです。でもほかの仕様をなるべくシンプルにし、ドアにかけました。
あとは、お風呂場の窓。
既存の窓が、とても大きくて、寒さが心配でした。
景色を楽しむことはありません。
開けたらすぐ隣家の庭ですから。
冬場のお風呂場での心臓発作のニュースを見るたび、この窓のことが気になってました。
寒暖差でおこる、ヒートショック現象は、避けたい!
なので窓は小さくしました。
「暗くなる」「大掛かりすぎる」と親に言われましたが、夜にお風呂に入るのに、明るさ必要?
冷え方が絶対変わるから!せっかくやるなら窓もやろう!と説得しました。
ビフォー
窓のサイズは4分の1くらいになりました。換気、採光にはこれで充分です。
違和感なく、窓だった部分も壁にしてもらってますね!
こんなことできるんだー!すごい!
それと、こだわったのが、窓とお風呂の位置関係。
建売仕様、最安値プランの、私のいま暮らす家だとこうです。
窓の開け閉めに、浴槽の手前から手をのばす必要があるため、多少無理な体勢になります。
若くて健康だと気にもならないけど、足腰が弱い高齢者にはけがの元。
それで実家はこの配置に。
(昔のお風呂もこの配置だったんですが)
どのお風呂メーカーも、システムバスは、窓は洗い場から浴槽を挟んで向こう側、という位置が標準みたいなんです。
今回、リクシル→TOTO&YKKの順でショールームへ行き、プランニングしてもらいました。
リクシルの見積もりのときはなんの疑問も持たず、その配置の標準プランに。
次に行ったTOTOとYKKに貼ってあったPOPで、窓の位置問題に気付きました。
TOTOはYKKと提携していて、ショールームが隣接しています。
横浜と博多で行きましたが、どちらもそうでした。
リクシルもTOTOも、お風呂に違いはあまり感じませんでしたが、窓の配置で、TOTO&YKKに決めました。
リクシルでもできたのかもしれないけど、提案してくれる、気づかせてくれるってありがたいことですから。
結果、窓の開け閉めが楽で、昔と配置が一緒なのでリフォームによる違和感もそんなになくて、両親も喜んでいました。
ショールームは、ひとつで決めてはいけないなと思いました。
福岡の実家のリフォームのために、神奈川のショールームに、ひとりで1歳の子を連れて行かなくてはいけない状況だったので、別日に一社ずつ、ふたつまわるのが限界でしたけど。

後半、飽きた娘を追いかけるの大変だったな~ショールームのお姉さんにも迷惑かけました…
みなさんやさしくて…感謝です。