皮下脂肪との違いについて | 中性脂肪を下げる・高い原因BLOG
脂肪って体のどこに付いていても同じのような気がします。お腹についている脂肪と、顔に付いた脂肪の何が違うのか?と思ってしまいます。

中性脂肪については、体の部位ではなく血液中に糖質(脂肪)が溶けている状態のことです。溶けているので血流に乗って体へ流れていきます。どこかの部位で筋肉が動いたときには、そこでエネルギーとして使われていきます。

ですが、使われる予定の糖質がいつまで経っても使われない状態のままの時には、脂肪として体に蓄えられます。足や背中や顔などの皮膚の下に蓄えられていきます。これを皮下脂肪といいます。

皮下脂肪は一時的に脂肪が溜まっている状態であり、必要なときには再び溶け出して血液に中に戻り、エネルギーとなります。食べ物が摂取できない時の為に蓄えるシステムなのですね。現代人にとってはかなり迷惑な事です。

溶けると中性脂肪であり、脂肪細胞へ蓄積されると皮下脂肪となることからこの両方の脂肪の成分はほぼ同じになります。食事の後には、中性脂肪の状態の時にしっかり運動をして皮下脂肪に蓄積するのをストップさせる必要があります。

運動療法で生活習慣病を改善することと、体脂肪を減らすことは同じ方法となるため熱心に運動を継続していけばメタボリック健診の結果も良くなるし、体重も減らせるはずです。ただ、どこの脂肪を減らすか?という要望に答えるのは無理だということ。

女性の場合は部分痩せなどについて関心があるようですが、男性の場合はお腹が小さくなるのは最後なので、部分的にどうこうは考えずに、とにかく運動療法などを頑張ることに尽きます。