木に木目があり、木工や彫刻では切ったり削ったりする方向に注意しなくてはならないのと同じく、積層式3Dプリンターの造形も向きが重要です。


図のような形状の場合、下から上に印刷した場合、細い部分で割れて取れやすくなります。

90度寝かせて水平にした場合、出っ張った部分も一体で印刷していくので割れにくくなります。


また、細い棒状の物も水平なら綺麗に折れにくく作れますが、垂直ではいびつで折れやすくなります。


このようにパーツの形状に応じて印刷の向きを変え、後で接着することも必要です。