エッフェル塔をサンプルに使うのは理にかなっている

ダヴィンチnanoのような熱溶解樹脂積層式の3Dプリンターは、下から上に溶かしたフィラメントを重ねていくため、

底面積が広く、上に行くほど狭くなっていく図形がプリンターにとって無理がないです。

エッフェル塔のような図形は、足の部分がアーチ型になっていて、基本的に上に向かって細くなる造形なので失敗しにくいといえます。

(下側に何もない部分に若干糸くずが付くと思いますが、デザインナイフなどで取り除けば良いでしょう)

 

もし上下逆だと糸くずが出来るだけでしょう。

しかし失敗してフィラメントを無駄に使ったとしても、経験としては無駄ではありません。

Tour Eiffel Wikimedia Commons (cropped).jpgエッフェル塔(ウィキペディアより)

 

基本は最初にプラットフォームにしっかりと溶けたフィラメントをくっ付け、しっかり重ねていけるデザインでなくてはなりません。

 

エッフェル塔はサンプルの.stlファイルがダウンロードできますので、まずはこれで慣らし運転をしてはどうでしょうか。