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今の学生とか20代の人達を見てて非常に思うのは、2つの危険なタイプがあって、1つは青い鳥型というもので、結局自分を幸せにしてくれる王子様ようなものがある、だから自分探しの旅に出るという感じのものです。最近友達の子供でも居るんですよね。お前の息子大学出たはずだよな、どうしてるのって聞くと、ミュージシャン、とかね。お前それじゃ食えないだろう、母親は何て言ってるんだって言うと、追っかけやってる、みたいな。(笑)大丈夫かよって言うと、だって本人がやりたいって言うから、って。やりたいって問題じゃないだろうって言うと、やりたい事をやれって言ってやったんだから良いじゃないかみたいな傾向があるんですよ。
だから私はそういう人達に言ってるんです。好きだったら食えなくてもいいじゃないかって言いますけど、お金っていうのは価値を生み出してるから貰える訳でしょ、人様の為になるから貰える。自分が楽しいんだったらお金貰えないんですよと。それが両立出来れば一番いいんだけど、それはなかなか普通の人には難しい。もちろんお金にならない事は意味がないとは言いませんよ、だけど人様の為になるから価値を与えるから貰えるわけです。社会というのは皆が分業して色々な所で価値を作っていかないと成り立たないわけですよ。だから憲法の3大義務の中に労働の義務っていうのがあるわけです。だから働くこと、お金を稼ぐ事は義務なんだよ、そもそも楽しむなんて甘いんだよ。それをある程度楽しめたらラッキーだっていう風に考えないといけないのに自分探しに入っちゃうんですよ。
『あぁ、ありますね。』
もう1つは過度な功利的キャリアです。凄く具体的な。最近の学生でも、何になりたいのって聞くと、パイロットになりたいです、とか言う奴が居て、確かに昔からそういうのはありますが多くの場合が夢でしたよね。しかし今は、どうしてって聞いたら、あれだけちゃんと金を稼げてるのに、にも関わらず、会社の言いなりにならずに資格でメシが食えて、且つ休みがちゃんと取れる、そういう仕事は滅多にないと、医者は金は稼げるけど大変だから、パイロットが一番いいと、いざとなったら会社潰れても他に行けると、だからです、って言われてガビーンって。(笑)昔そんな事言ってパイロットになりたいなんて奴居なかったよって感じじゃないですか。だからその為にはどうしたらいいかというと、いつまでにこうやってああやってこうしたら一丁上がりで勝ち組になれるみたいな、物凄く計算づくの功利的キャリア観を持ってる人達がいます。
この2つの両極端がいて、このどっちにも酷い目に遭うぞって言いたい訳ですよ。
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慶応義塾大学 SFC研究所上席所員 高橋 俊介|スペシャルインタビュー|エグゼクティブ・経営幹部への転職 - エグゼクティブ・ムービン -
今の学生とか20代の人達を見てて非常に思うのは、2つの危険なタイプがあって、1つは青い鳥型というもので、結局自分を幸せにしてくれる王子様ようなものがある、だから自分探しの旅に出るという感じのものです。最近友達の子供でも居るんですよね。お前の息子大学出たはずだよな、どうしてるのって聞くと、ミュージシャン、とかね。お前それじゃ食えないだろう、母親は何て言ってるんだって言うと、追っかけやってる、みたいな。(笑)大丈夫かよって言うと、だって本人がやりたいって言うから、って。やりたいって問題じゃないだろうって言うと、やりたい事をやれって言ってやったんだから良いじゃないかみたいな傾向があるんですよ。
だから私はそういう人達に言ってるんです。好きだったら食えなくてもいいじゃないかって言いますけど、お金っていうのは価値を生み出してるから貰える訳でしょ、人様の為になるから貰える。自分が楽しいんだったらお金貰えないんですよと。それが両立出来れば一番いいんだけど、それはなかなか普通の人には難しい。もちろんお金にならない事は意味がないとは言いませんよ、だけど人様の為になるから価値を与えるから貰えるわけです。社会というのは皆が分業して色々な所で価値を作っていかないと成り立たないわけですよ。だから憲法の3大義務の中に労働の義務っていうのがあるわけです。だから働くこと、お金を稼ぐ事は義務なんだよ、そもそも楽しむなんて甘いんだよ。それをある程度楽しめたらラッキーだっていう風に考えないといけないのに自分探しに入っちゃうんですよ。
『あぁ、ありますね。』
もう1つは過度な功利的キャリアです。凄く具体的な。最近の学生でも、何になりたいのって聞くと、パイロットになりたいです、とか言う奴が居て、確かに昔からそういうのはありますが多くの場合が夢でしたよね。しかし今は、どうしてって聞いたら、あれだけちゃんと金を稼げてるのに、にも関わらず、会社の言いなりにならずに資格でメシが食えて、且つ休みがちゃんと取れる、そういう仕事は滅多にないと、医者は金は稼げるけど大変だから、パイロットが一番いいと、いざとなったら会社潰れても他に行けると、だからです、って言われてガビーンって。(笑)昔そんな事言ってパイロットになりたいなんて奴居なかったよって感じじゃないですか。だからその為にはどうしたらいいかというと、いつまでにこうやってああやってこうしたら一丁上がりで勝ち組になれるみたいな、物凄く計算づくの功利的キャリア観を持ってる人達がいます。
この2つの両極端がいて、このどっちにも酷い目に遭うぞって言いたい訳ですよ。
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慶応義塾大学 SFC研究所上席所員 高橋 俊介|スペシャルインタビュー|エグゼクティブ・経営幹部への転職 - エグゼクティブ・ムービン -