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イギリスに戻った後、部屋の周りにスピーカーをセットし、渋谷で録音した音源を流し、目を閉じた。その瞬間に渋谷に戻った気分になった。紅花で十分なお金を稼ぐまで、もう一年日本にいることはできないということは知っていた。けれど渋谷の音を聞いているととてもやる気が上がり、日本語を勉強している間、いつもその音を流していた。

この写真に写っているのは僕の最初の机で、壊れたスピーカーにグラス一枚。この時点で僕は何度か日本に行っていた。日本に住み、働くことは実現させないといけない夢だ。壁に貼ってある新宿の黄昏のポスターを見ては、毎日繰り返し自分にこう言い続けていた。

「絶対に僕は日本に行く」「絶対に僕は日本に行く」「僕は日本に行くんだ」
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日本文化との出逢いが僕の人生を変えた理由