2024年1月下旬に、台北から地下鉄〜バスで野柳地質公園のQueen's headを見に行った際の備忘。

2024年の旧暦正月は2月8日から。私が野柳に行ったのは1月27日(土)で、ちょうど年末にあたると思う。台北市内の夜市でも正月飾りや紅包のお店が出ていた。この時期ならではの風景。



台北市内から野柳への行くのに、以下の3通りから選ぶことにした。。

<行程を検索>


①台北駅からバス~野柳地質公園
②台北駅から地下鉄RedLine淡水駅まで行ってからバス〜野柳地質公園
③ホテルか台北駅からタクシー〜野柳地質公園

③はお金がかかりすぎるので即却下。
電車だけでは行けず、どこかで長距離バスに乗る必要がある。広い台北駅で、バス停を探し当てる自信がなかったのと、淡水駅に興味があったので、②を選択する。

②を具体的に調べると、
私のホテルに近かったMRT民権西路駅なので、そこから出発。
電車もバスもまあまあ時間がかかるのと、バスの本数が限られているようなので、大勢の人が並んでもバスが1台しか出ないと乗りっぱぐれるのでは?と思い、淡水駅発の1番バスの9時発を目指したが、台北市内で朝ごはんを堪能してしまったので次の10時発のバスを目指すことに。

<行程決定>


MRT民権西路駅

MRT淡水信義線(RedLine)の淡水駅(終点)

バス 716系統「皇冠北海岸線」で野柳地質公園(終点)

淡水駅までMRTで40分くらい。
淡水駅の2番出口を出て716のバス停はすんなり見つかったので並ぶが、10人くらいしか並んでいなくて、人が思ったより乗るいない。前に並んでいた学生らしいお兄さんに、翻訳で「716のバス停はここで合っていますか?」と聞いたら、「I believe.」とお兄さんも自信ないんかーい!ていう間に、ほどなくバスが来て、結局合っていた。

来たバスは、20人も乗れば満員の小さくてきれいなマイクロバス。一緒に乗ったおじいさんが、バスの中に備えられていたパンフレットを「日本語のもあるよ」とくれたので、ありがたくいただく。

みんな野柳行くのかと思いきや、私以外全員は、金山区公所までで降りてしまった。高野山のような寺院が立ち並ぶところを通ったので、年末のお墓参りでも行くのではなかろうかと、勝手に推測。乗客が私だけになったので、運転手さんが「野柳?」と聞いてきたので、Yes!と答えて終点の野柳地質公園に到着。淡水駅から2時間。


<バスの1日券はどうやって買うのか?>


このバスも悠遊カードで乗れるが、「1日券」という乗り放題でしかも普通に乗るより安い券があるとのことだったが、


「車内で購入できる」

とある。バスの車内でって、いつのタイミングで買うのか分からず、終点についたら聞いてみようと、とりあえず悠遊カードをピッとして乗ってしまった。

(後に、これはいけなかったと知る)


終点に着いた時に、運転手さんに1日券を買いたいと言ったら、はいはいとすぐ買えそうだったが、悠遊カードをピッとして乗ったが取り消してくれるか?と聞いたら、「ああそれはもうダメだよー」とのこと。現場の運転手さんにはICカードの取り消しはできないらしい。まあまともな乗車でも、そう高額になるわけではないので1日券は買わず、帰りも悠遊カードで乗った。


皇冠北海岸線をお得にするには、バスに乗る時になにもせず乗りこんで、終点で降りる時に1日券を買う、という手順でいくとお得になるということで。

KKdayで事前に買ったチケットで、野柳地質公園のQueen’s headと無事ご対面できた。チケットを買う列に並ぶ手間がなく、本当に楽。
女王様以外は、ほとんど側まで行って見れる。1月の海岸は台湾といえど、風が強かったので、カッパがいい防寒具になった。

女王様の前には、写真を撮る列があって、前後の知らない者同士でも「写真を撮ってください」「いいよ!」と写真を撮り合う協力態勢ができあがっていて、微笑ましい。

野柳地質公園を堪能して、帰りは13時半のバスで淡水駅に戻った。

せっかくだから淡水駅前でなにか食べよう!ということで、線麺と臭豆腐のお店を見つけたらこれが大当たり。「香媽媽炸物臭豆腐」のおばちゃん、オススメ上手でニット帽がかわいい。小雨の海岸で冷えた身体が、とても温まった。お店の名前にある臭豆腐が人気のようで、3時くらいだったのに、次々と持ち帰りやらカフェ遣い(?)的なマダム達が食べに来ていた。淡水駅周辺も散策し甲斐がありそうな街と見た。