からの続きです。
11月16日、午前0時
長野県大町市の仁科神明宮で行われた式年遷宮祭、
「遷座祭」の様子です。
駐車場からシャトルバスに乗り、
22時半くらいに仁科神明宮に着きました。
鳥居の上にお月様が出ていました。
手水舎。
境内がライトアップされていました!
何も知らずに行ったので驚きました(*^_^*)
新しい木の鳥居ですが、朱の鳥居に見えますね。
見切れていますが、この写真の左奥にある「仮宮」から「本殿」に
御神体をお遷しするのが、このあと始まる「遷座祭」という祭事です。
一段上に立っている人は、許可をもらっているどこかの媒体のカメラマンさん。
一般参拝者は下から見させていただきます。
神門に向かって右側の階段を登ったところから見た拝殿。

御神体は仮宮から出られると、まっすぐ坂を下りて曲がり
この拝殿の中を通っていかれます。

拝殿を通られたあと、写真左の中門を通られて
右側の緑にライトアップされている本殿へと遷られます。
午前0時が近付いてきました。
山用の冬のズボンをはき、お腹と背中にカイロを貼って
かなりの厚着をして行きましたが、それでも寒くなってきました(>_<)
一般参拝者が座れるよう、たくさんイスを用意してくださっていました。
イスに座っている人達の背後には、大きな大きなスクリーンが設置されていて
拝殿付近で御神体をお遷しされている映像をその場で見ることができました。
仁科神明宮の、参拝者への気づかいが至るところに感じられて
非常にありがたい気持ちになりました。゚(゚´ω`゚)゚。
午前0時、遷座祭の始まりです。
遷座祭が始まるとフラッシュをたいた写真撮影はできません。
私の持っている撮影機器では暗闇しか写りませんでした(^_^;)
氏子の方々が手に持つ、柄の付いた提灯の灯りだけが境内に浮かびます。
氏子の方々のお名前がひとりずつ、ゆっくりと読み上げられます。
呼ばれた方は
「おーーーーーぅ」
と、低い声で長く伸ばした独特の返事をしていました。
今まで様々な神社仏閣で見た神事・祭事ではこのような返事を聞いたことがないです。
どうやら返事をした方は、仮宮から続々と外へ持ち出される宝物を
受け取り、運ぶお役目をされているようでした。
様々な宝物が慎重に運ばれていきます。
途中、拝殿の辺りで氏子の方から神官へ宝物を受け渡していたのかな?
本殿へ宝物をお入れするのは神官さんが行っていたのかもしれない。
宝物がすべて本殿へ遷されたあと、
仮宮から御神体のお遷しが始まりました。
白い大きな布で囲まれ、人の目に触れぬよう
ゆっくりと慎重に拝殿から本殿へ進まれました。
一番の緊張の時間ですね(^_^;)
御神体のお遷しを直に見させていただいて
本当にありがたい時を経験させていただきました。
幻想的、という言葉では軽すぎる。
厳かで、
お宮とこの仁科の地に生きた人々、生きる人々とで紡いできた想いの深さ
そして歴史の重みを感じました。
と同時に、
人間にとっては20年に一度の大祭ではありますが
神さま目線で見ると、
流れの中で、この年に人々とともに行った
ひとつの祭事の記憶になるのだろうなぁとも思いました。
遷座祭を終えたあと。
神門の前で関係者の方々が並んで記念撮影をしていました。
正直に申しまして
遷座祭の最中、眠くて眠くて仕方がなく・・・(σω-)。о゚
立ったまま寝て、夢まで見てしまいました(笑)
この時の夢が、いつも見る夢とは種類が違っていてなかなか興味深かったので
また別の記事にて書こうと思います。
夢というか、睡眠中脳内で行われている
記憶の情報整理の様子を見たような気がします。
静かな境内です。
写真では人影がないように見えますが、
平日の昼間でも、ちらちらと参拝者が来られます。
土日はもっと参拝者を見掛けます。
「国宝」という名もあるためか、春~秋は観光客の方もよく見掛けます。
初めて仁科神明宮に参拝に来たときは、
あまりの清らかさ、天に吸い込まれて行くような清々しさに驚きました。
すべてがキラキラしています。
比較的、里にお宮が建っているのですが
上高地に似た山の中にいるような空気感です。
鳥の鳴き声も、上高地でよく聞くような鳥さんの声がします。
これから本格的な冬に入り、大町市はかなり気温が下がります。
雪も積もりますし、道路は凍結します。
もし冬に仁科神明宮へ参拝に行かれる方は
本気の防寒対策をして行ってくださいね(*^_^*)
仁科神明宮の通常頂ける御朱印はこちら。
この度の式年遷宮祭、
仁科神明宮の神さま、神社の方々、氏子の方々、
貴重な機会に参加させていただいて本当にありがとうございました。
600年をこえる長い間、この地で一度も欠かすことなく行われてきた遷宮祭。
令和元年の式年遷宮祭も歴史の一部として刻まれました。



























