摂末社のお社。
伊夜日子大神さまの御子神さまをはじめ
六代の御子孫神さまを祀る摂社と、
ゆかりの深い神社である末社があります。
逆光にしてやろう、と言わんばかりの朝日の存在感。
鹿島神宮など京都以東の名社、八社の御分霊を祀る
コケに日が当たってとても綺麗です(*´ω`*)
この燈籠を覆いつくさんとするコケたち・・・
なんと美しいことか。
梅雨の時期はとくに生き生きしているんだろうなぁ。
神馬舎。
御神木。
御神木の近くに「旧本殿址」があるのですが、
私はこちらがとっても気になります。
参拝に行く度にこちらに立ち寄り、
前の歩道をウロウロ・・・ウロウロ・・・してます。
とても惹かれる(・ω・)
弥彦神社内のとある場所、ほとんど人が出入りしない場所に、小さな祠があります。
人目につかないところにあるので参拝している人を見かけたことがないのですが、
そちらの祠がさらに気になるのです。
そこへ行く道のりは柵などはないので、以前惹かれるままにフラフラと
祠の真ん前まで行き、手を合わせました。
しかし手を合わせた瞬間、
「・・・あ!近付きすぎたのでは?」
と思いました。
その時はそのまま「すみません」と謝り神社を後にしました。
・・・にも関わらず、とても気になる場所だったので
次の日もその祠へご挨拶へ行こうと向かいました(^^;)
祠は目の前、すぐ手前の階段を上ろうとした時、
私の目線の位置、ど真ん中にバーン!と立派なクモの巣が張ってあったのです。
昨日はなかったので、夜から朝にかけて張られたものでした。
・・・
こ、これは完全に
「これ以上は近付いてはならんぞ」
と言われている・・・!!(;゚д゚)
そこからひた謝りです(笑)
それ以降、その場所へは遠目に眺め手を合わせるだけにとどめ近寄っていません。
神社仏閣には一般参拝者が興味本位で近付いてはいけない場所がある。
と、この時身をもって知りました(^^;)
でも、一度ならず二度までも近付いてしまった私に対しての注意の仕方が、
クモの巣を張って教えてくれるって
やっぱり、弥彦の神さまはお優しいなぁと思いました。
そうやって人間は学んでいくんだな(笑)
旧本殿址の近くには「宝物殿」があります。
毎回来る度にこの石を持ち上げさせてもらっていますが、
いつも重いです(笑)
1ミリも持ち上がったことがないんじゃないか(笑)
手厳しい!
「鹿苑」
弥彦神社の鹿さんは、春日大社から雄雌2頭を譲り受けたのから始まり、
東京の神田明神や、近年では静岡県の三嶋大社からも譲り受けてきたそうです。
朝のお食事中でした。
「日本鶏舎」
いろいろな種の日本の鶏さんが飼育されています。
麗しきお姿。
鶏さんの足が好きだ~。
蹴爪に萌える。武闘派!(≧∀≦)o
身体に武器を備えてるなんて少年魂がうずくわ(笑)
黒いイケメンくん発見。
可愛い(*´ω`*)
ここで、鶏さんや鹿さんのお世話をされている女性に
「朝早いねぇ」と話しかけられました。
「御日供祭に参加してきたんです」と言い、
少しお話をした後
「宝物殿は見た?」
と言われました。
宝物殿の前までは行きましたが中には入っていません。
今まで一度も弥彦神社の宝物殿に入ったことはないです。
「いえ、見てないです」
と言うと、
「見て行ったらいいよ。歴代天皇の肖像画があるから」
へ~!
この時は3月。まだ平成でした。
同じ月に奈良の橿原神宮、神武天皇さんのところへ行って来たこともあり興味が沸きました。
「開館前だけど、御日供祭に行って来たって言えば入れてくれると思うよ」
宝物殿にはまったく行くつもりはなかったのですが、
こうやって人を介して、面と向かって1対1で何かをおすすめされる時って
何か私にとって意味があることだ、と思っているので
今回初めて弥彦神社の宝物殿に入らせて頂くことにしました。
おすすめしてくださった方、ありがとうございました(´∀`)
この後、弥彦山にある御神廟へ向かいます。
そのあと宝物殿に行きました。
つづく。