春はまだ遠いか?
今年の沖縄は寒暖差や天候が急変したりとなかなか安定しません。汗をかく陽気から翌日は7℃も下がったりするので体調までおかしくなりそうです。
そんなちょっと晴れたある日にリーフエッジまで行ってみました♪。沖からの向かい風で波も高いですけど何かしら魚の顔は見れるでしょう(≧∀≦)。
タイドプールをいくつか超えて何気なく下を見ると小さな潮溜まりに青い物体が浮いている事に気付きました。
おぉーっ(≧∀≦)。ギンカクラゲだー!。触手には毒があるけど、このコバルトブルーがとても鮮やかで綺麗なのよね♪。そしてギンカクラゲのすぐ近くで…。
この手のクラゲの近くにはアオミノウミウシという綺麗なウミウシがいる可能性があります。アオミノウミウシの別名はブルーエンジェルやブルードラゴンとも呼ばれていて、通常のウミウシと違って放射状の青と白の鰭を持っています。カツオノエボシやカツオノカンムリの触手を餌にしてその毒を自分に取り込み外敵から身を守ります。
図鑑でしか見た事がないアオミノウミウシを必死に探しますが見つかりませんでした(泣)。
気が付けば辺りはカツオノカンムリだらけでしたがいそいそと釣りの準備をします。
リーフエッジにブ◯ースコード7gをキャスト。10分ぐらいウロウロしながら深みにフォールさせていると猛烈に下へ潜るヒットがきました!。これはフエフキ系の引きっぽい。
魚は左奥の岩場へ(汗)。このままではラインを擦られるので大急ぎでリーフエッジを右へ回って一直線にしようと歩きますがラインが岩に当たってゴリゴリする感触が…。
そしてそのまま切られてしまいました(号泣)。キャストする位置も考えなきゃいけませんね。歴戦の猛者をまた1つ失いました(T_T)。
失意の中でノットを組んで再開します。やっぱりここは安定の穴釣りよね。

このサイズだといつものニセクロホシフエダイは除外です。各鰭が黄色のでイッテンフエダイと思いますが念の為に同定します。
イッテンフエダイとクロホシフエダイが決定的に違うのは口内の上にある鋤骨齒帯という小さな部分の形状なんだそうです。そこで口を開いてその部分を見て見ました。自信はないですが一応イッテンフエダイとして同定しました。
リリースして穴という穴に仕掛を落としましたが反応は出ず(;´д`)。
大物が潜んでいそうな外側のリーフエッジに戻ってスプーンやロストしてもどうでもいいミノーをキャストしますがショートバイトが一度あっただけでタイムアップ。今回は大事にしていたブル◯スコードを失って終了しました(泣)。

帰り道にはあちこちにカツオノカンムリが漂着していました。刺されると危ないですけど、彼らは生きる目的の為に毒を持っているので人間の都合で危険だというのは残念です。子供や生態を知らない人にはそういう事も含めて教えてあげたいもんです。そして危険だと認識した上で触らない事です。
ちなみに強毒と知られるハブクラゲに刺されて触手が残ると酢をかけて刺胞の発射を遅らせる事ができますが、カツオノカンムリやカツオノエボシの触手には逆効果となるそうです。クラゲの種類によってもこういう違いがあります。

ここでよく見かけるヒロオウミヘビだと思います。体表が少し乾いていてそのまま死んでいるかと思いきや、引き抜こうとすると中へ行こうと動きました。どうやら生きていたみたいです。
うーん、君は一体何をしているのだ(^_^;)。




