穴釣りをしてみた | 沖縄の裏探検

穴釣りをしてみた



前回、残念な結果に終わったポイントへ。今回は穴釣りです♪。
ここは最干潮になると沖に向かってリーフが出てきます。

ここのリーフを簡単に説明すると、陸側は岩礁で沖側は造礁になっています。陸側に海食崖という崖があって沖に向かって波食棚という地形が延びています。波食棚が波の影響で徐々に浸食されてくると海水が地下水脈みたいに隙間を形成します。
その海水の通り道が長年かけて上部に穴を開けたりすると自分が好きな潮吹き穴になる訳です(笑)。


穴は干満の繰り返しと海水の出入りで大きくなったりします。ここのリーフの特徴は穴が深い事です。所々にこうした穴がありますが場所によって5〜7メートルの深さもあります。
今回は直リグにサンマを付けて少しずつ落としていきます♪。


ところが釣れるのはウフミー(メギス)ばっかり(谷;)。冗談抜きで5分に1匹ペースでヒットします。
暫くやっていると穴よりもスリットに落とすとラインを引ったくる大きなアタリが多い事に気付きました。
何度かラインブレイクして悔しい思いをしていると…。


やっと本命が出てくれました(T_T)。25センチありそうなイシミーバイ(カンモンハタ)がヒット。実を言うとこの1匹がウフミー以外の魚でした。

穴やスリットにはスズメダイやベラの仲間がウヨウヨしています。無理に底まで狙わないでサビキか浮き釣りが賢明でしたね。餌のサンマもあっという間に無くなって今回は終了です。
そんな訳で普段は目にしない面白い生物を観察したりしました。


アウトリーフには興味深い生き物がたくさんいます。
これは巨大なマリモみたいな海草らしき物。波に揺られてよく動いていました。


足元がいきなり10メートル近く落ちている場所には色とりどりのお魚が泳いでいます。根掛かりやラインブレイクに悩まされるぐらいならこういった魚を釣るのが楽しいかと思いました。


見た事がない変わったヒトデもいました。ここでアオヒトデ以外のヒトデを見たのは初めてです。


割れ目にはこんなモーモー(タカラガイ)もたくさん生息しています。モーモーを裏返すともっと凄い割れ目もあるんですけど今回はそのままで(笑)。

次はサビキで色々と狙ってみましょうかね。