次郎坂 | 沖縄の裏探検

次郎坂



与那原(よなばる)町板良敷(いたらしき)の国道331号沿いに県内では2番目に急坂であろうといわれる坂道があります。
板良敷は住宅地が多くや団地もあり、国道に面して高校やスーパーもあって交通量も多い場所です。

件の坂道は国道から住宅地に向う細い脇道になっています。特に名称はありませんが以前は坂道の入口に『次◯工業』という会社があったので通称『次郎坂』と呼ばれています。
県内では『じ◯ぉーこぉーぎょぉー♪』のラジオCMでお馴染みな会社です(*^^*)。


坂道の入口へ来ました。一見すると普通の坂道ですが、白いコンクリート舗装の後ろから急にガクンと上に延びています。
豊見城(とみぐすく)市にあるアンマーンケービラという坂に比べて距離は短いですが急勾配では匹敵しそうな強敵です。
車高のある車でここを上ると『空へ昇る』感覚になるんだとか(^^;)。

坂の上に老人ホームがある為なのか意外にも車の往来があります。バイクを入口に停めていざ尋常に勝負。


むぅ~、舗装が白い所までは楽に上れると思っていたけど甘かった。前傾姿勢になりながら足首が急角度に曲がるのよ(汗)。腰に爆弾持ちの自分にはかなりキツい(谷;)。
ちょっと分かり難いですがマンホールから先は鬼の様な急勾配です。


途中にある住宅の入口。
道に対してこの角度で数軒の家が建っています。家からボールでも転がってきたらロケットみたいに転がって行きそう(^▽^;)。
ヒーヒー言いながら更に上ります。


振り返るとこんな感じ。もうオジサン限界だよ…(泣)。やっぱりバイクで来るんだった。
ここまで来てしまったからには頑張って上を目指します。


あっー、ようやくゴールが見えてきた。あと一息だよ(TдT)。


やっと急坂を上がりきりました。実は道自体は左側に向かって緩く延びています。もう少し高い場所まで進んでみます。


山中をトボトボ歩いて行くと道の途中で景色が綺麗な場所に出ました。右側に知念半島が見えます。空と海の2つの青に木々の緑が良いね。特に海が見えると元気が出ます♪。


道端にサンニン(月桃)の花が咲いていましたよ。


これが咲くと沖縄の梅雨って感じですが最近は雨が少ないです。

海とサンニンの花は疲れた体に癒やしになりました♪。
そこからまた戻って行くんですけど、今後は坂道を行く時に徒歩はやめようと思いました(笑)。