虎瀬山(とぅらじやま)
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那覇市首里赤平(しゅりあかひら)2丁目に標高約130メートルの高台があります。
首里グスクからの距離は直線で約800メートルの場所にあります。
ここは岩の形が虎が伏せをしている格好に似ていたとか、頂上の岩の形が虎の頭に似ているので虎頭山とも呼ばれたといいます。
しかし名前の由来としては首里グスクからこの高台が風水の位置で白虎(びゃっこ)に当たる事から縁起の良さで付いたみたいです。
現在は公園になっていますが、かつては虎瀬之御殿(とぅらじぬうどぅん)という王族の別邸が建てられた場所でした。
虎瀬之御殿は廃藩置県後に取り壊されましたが、その後は老松の生える風光明媚な地として残っていました。
その後、沖縄戦で激しい攻撃にあって松の木も無くなってしまいました。
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入り口から上に行く道があります。昼間でも静かな場所です。
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道を進むと広場があって奥には東屋もあります。
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道は更に上に続きます。
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道を進むと右手に拝所があります。
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拝所の後方から岩の頂上に向かうと古ぼけた三角点の様な物があります。
その先にもブロックで作られた様な拝所らしき物があります。
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この一帯は虎山松濤(こざんしゅうとう)と呼ばれた首里八景の一つで、月見の名所ともされていました。
那覇の街が一望できます。
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そこから下の道を進むと佐藤 惣之助(さとうそうのすけ)という歌人の詩があります。
ここの素晴らしさを読んだ詩です。
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歌碑の下側には滑り台や休憩のできるちょっとしたスペースやトイレと自動販売機もありました。
少し残念な事にこの公園には駐車場がなくて、入り口も分かりにくい路地を進んで行かなければなりません。
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ちなみにこの公園は夜景の綺麗な隠れスポットでもあります。
駐車場の整備やアクセスの良さが加わると更に素晴らしい名所にもなりそうです。