嶺吉(みねよし)食堂(閉店)

沖縄県の海の玄関の一つである那覇港の客室ターミナル正面向かい側に、県内で『てびち』の有名な創業40年の嶺吉食堂があります。



ここはお昼のピーク時になると満席になります。地元の常連と観光客の多い店です。



大体のメニューはこんな感じです。右から二番目の『みそ汁』は、丼の器に入った具だくさんの料理の事なので、単品だと勘違いして注文するとエライ目に遭います(爆)。
今回は看板メニューの『あしてびち』を注文しました♪。750円です。



注文して5分ぐらいで料理が出てきます♪。



てびちのアップです。
実は『てびち』は料理名であったそうですが、今では膝に近い場所の輪切りを指し、豚足の脛からの蹄の部位を『ちまぐ』と呼んで区別しています。

中は巨大なてびち4個に、結び昆布と大根の煮付けが入っています。てびちは肉よりも皮や脂を味わう料理です。
汁に滲む豚骨の風味が良い感じです。
最近では豚足のコラーゲンが美容に良いと話題になり、若い女性も食べる様になりました♪。

沖縄そば好きで知られるローカルタレントに豊里 実令(とよさとみれい)さんがいますが、彼はここの『てびちそば』にとても好評価をつけました。



店の横道はかつての港の賑わいを見せた名残があります。
昔は物資の集積、運搬を船や港に頼っていた為、港の近くは一等地の扱いでした。
港の近くには飲食店や問屋が多くあったそうですが今は寂しくなりました。

沖縄では、おでんの具にも普通にてびちがあります(笑)。


嶺吉食堂

那覇市 西(にし)1-24-2

営業時間 10:00～16:00

定休日は日曜日、旧正月、旧盆、大晦日～翌年正月～3日。

店の前に駐車可です。