M病院 入院6日目 | ぽっちゃむの戯言

ぽっちゃむの戯言

慣れない土地で子育て頑張ってるアラフィフの戯言。

※少し前の出来事を思いだしながら書いています。書いている途中に間違いに気づいたときは、投稿後の日記でも加筆修正しています。

 

 

念のために退院を延長したこの日は特にやることもなく、定期バイタルチェック以外に看護師さんも来ることがないと思っていた。

 

なのに違った。

何故か何人もの人が何度も部屋を間違えて入ってきた。

 

コンコン

「失礼しま~す。」

「あれ?」

「○○号室・・・あれ?ぽっちゃむさん?!」

「失礼しました。」

という丁寧な人から

 

コンコン

ガラッ(開ける音)

「違うっ」

ガラッ(閉める音)

というこんな方までいろんなパターンで来てくれた。

 

もう退院したことになってる?!とか思って、夕方に聞いてみたら何故かみんな隣の部屋の人と間違えていたらしい。まぁある意味楽しかったから良いけど。笑

 

 

不安だったシャワーも念のためシャワー室にある椅子に座って無事に最後まできちんと洗う事ができた。

歩くのはまだ遅いけど、退院して日常生活に戻ることに不安はない。

 

ちょっとずつちょっとずつ休み休み荷造りをして、家に帰れるんだ~という嬉しさがどんどん増してきた。その気持ちに反して、『あぁもう他の人に作ってもらったごはんを持ってきてもらって食べて、終わったらさげてもらう。なんていう楽な生活も終わりなんだな』と。笑

 

くまのすけには退院できることを伝えないでいた。もし仮になにかあって延期になったら可哀想な思いをさせてしまうと思ったから。

学校から帰ってきたら私が居た方がびっくりするかな~って。

そんなドッキリにもウキウキしていた。

 

 

手術が終わった日から毎日、B先生もC先生も部屋に来てくれていた。

お陰ですごく安心できた。

看護師さんに「B先生って教授なのに毎日来てくれてすごいよね。」と、言ってみたことがあった。すると、「そうなんだよねぇ。あの先生、全部自分でやりたがるから新人が育ちにくいんだよね。笑」だって。ただ、パソコンの操作とかは苦手なので、そのあたりに関しては他の人に任せているらしいけど。笑

おちゃめな先生だったんだなって思った。

 

 

その他にも毎日来てくれる人がいた。

旦那とくまのすけ。

毎日夜になると病院の外にきて、部屋の電気をぱちぱちする。そして、LINEか電話。

せっかく来たのにくまのすけが寝てしまって起こしても起きなかったこともあったけど。

 

二人にはいろいろと迷惑をかけたな~と。

そんな生活も今日で終わり。

明日はいっぱい御礼を告げなくては。

 

この日の夜は嬉しくて寝れなかった・・・

ということはなく、一人でゆっくり寝られる最後の夜を満喫した。