FL政治塾・谷岡塾長ゼミ(第14回) | 女性首長を実現する会 愛知

女性首長を実現する会 愛知

今まで女性首長のいない愛知県に初の女性首長を出そうよ!

<FL政治塾・谷岡塾長ゼミ(第14回)>

時 2017年1月27日(金)午後7時~9時
場所 大須 aichikara事務所   参加者 8名

音譜本日の論議
・第14回の今日は、「サスティナブルなまち暮ら市の具体化」についての話し合いが行なわれました。
・前回は「歳入」という現実的な問題でしたが、「あまり現実的にせず、自由に考えよう」としたことで、「暮ら市は面白い人がはいってくるまち(人が訪れたくなる、住んでみたくなるまち)」「税金は現金だけにせず、租庸調なんでもあり」など、大変面白い発想がいろいろ得られたので、今回も同じように「自由にサスティナブルを考える」と決めてスタートしました。

クローバーサステイナブル【sustainable】とは、 持続可能であるさま。特に、地球環境を保全しつつ持続が可能な産業や開発など についていう。<<塾長解説>>「ちゃんと流れて回っていること!」
クローバー持続可能性のスリーワードは「水・種・祭」
<水>は社会の血液。環境の健康度の指標。
<種>は生命の源。種=命を商品化してはならない。
<祭>は自然と人間の出会い。サステイナブルなコミュニティには神輿がある。
「石の文明はモノが残るが、木の文明にはコトが残る」

①    暮ら市のエネルギー開発は「小規模」が基本(遠くへエネルギ―を運ぶという発想はやめ、基本的にエネルギーも地産地消)
・太陽光、風力、波力、間伐材、ゴミなどを最大限利用。
・あらゆる「自然エネルギー研究者」を呼び込み「自然エネルギー研究所」を作り、研究と同時に、その研究成果でエネルギー供給もしてもらう。
・島を「研究所だらけ」にする=「モニタリング・シティー」としても位置付ける。

②    島に建てる家は、基本的にすべてエコハウスにする
・家には小型ソーラー、コンポスト(コンポストトイレ)などを設置
・基本的に大きい家は建てない

③    サスティナブル・ライフを実践する暮ら市では、基本的に「太陽が昇るとともに起き、沈めば眠る」というライフスタイルを奨励(もちろん強制はしない。ワークライフバランスを重視)

④    「実験的な家」-土地の家、紙の家、レンガの家(ブーウーフー?笑)
ロープの家なども「研究所」で開発し、「家見学」という観光資源としても活用する(見学者観光)

⑤    こうした実験的・実践的な研究を、住民の中の希望者がモニタリングするというシステムを作る

⑥    それを「サスティナブル産業」にまで育てていく。

⑦    研究とその成果発表は「暮ら市の手帖」(笑)として、楽しく雑誌的に発表し購読者を募る

⑧    財源の一つとして、株の運用なども取り入れ、その才能がある人間を引き込み、こちらも「研究所」化

・・・前回と合わせ、なんとなく暮ら市の全貌が 見えてきたようです。

石以上が「サスティナブルシティ・暮ら市」について話し合われた内容ですが、
いつものように興味深い「谷岡塾長語録」がありましたので、それをご紹介。
(直接討議内容にかかわっているわけではありませんが、参考になるお話です)

キラキラ キラキラ キラキラキラキラ谷岡語録キラキラ キラキラ キラキラ キラキラ
・「最近読んだ『希望のバイオリン~ホロコーストを生き抜いた演奏家たち~』(2016/著者・ジェイムズ・A・グライムズ/白水社刊/定価3024円)は、文化活動というものを考えるとても面白い本だった。現代は文化があまりにも商品化(消費対象)されすぎているのではないか。
・至学館大学で、学生に「お金で買えないもの」を書かせたら、思った以上にたくさん出てきて、結果「お金で買えるもの」より増えた。
・お金で買えないものの価値についての具体例として、福島の子たちに「やりたい」ということを挙げてもらい、それが実現できるような道具をプレゼントするというプロジェクトをした。
(例)
剣道やテニスがやりたかった子に道具を贈る
おじいちゃんと一緒に釣りがしたかったという子に釣道具をプレゼント


「もの」を贈っても、それが「こと」と結びつくことが重要

・日本には携帯などから取り出すことによって、多くの「都市鉱山」がある。
そのために、大府市と至学館が協働し、その専門の会社(小さい)に委託して事業にすることにした。(これもサスティナブル産業推進の一環)

・話し合いの中にも「ユーモア精神」を大事にしたい。


次回【第15回】の塾長ゼミのテーマは、
「暮ら市の健康」(社会的健康 人間関係の健康etc)を考えます。
それぞれの案をお持ち寄り下さい。

日時 2017年2月24日(第4金曜) pm7:00~9:00

場所 aichikara事務所 中区大須2-26-28アイランド大須1階
会員無料、一般1000円

・3月は総まとめ、小冊子化について検討の予定です。

(まとめ・高野)