大学のバレーボールのOB戦に出場中、アタックをしようとかがんだ際、後ろから蹴られた感じと共に受傷する。



そのまま、大学病院を受診し、『アキレス腱断裂』と診断されました。

当院には、受傷翌日にご来院されました。


患側・左足

触診・視診・検査法・超音波画像観察を行い、患部の圧痛(+)・陥凹(+)・腫脹(+)・トンプソンテスト(+)のため、整復・ギプス固定を行いました。



健側



患側


トンプソンテスト陽性


『トンプソンテスト』とは、写真のようにふくらはぎをつまんだとき、足関節が底屈しないことで陽性となり、『アキレス腱断裂』が示唆されます。



『アキレス腱断裂』は、スポーツ選手や青少年に多いと思われがちです!



しかし実は、いちばんの好発年齢は、30~40歳代です。また、ふだんあまりスポーツをされなくなった方が、急に試合などに出て受傷するケースが多く見られます。



これからも『アキレス腱断裂』の経過をご報告できればと思います。