肉離れとは?
↓先日、こちらでご紹介しました。
今回は、受傷日および経過のBモード(超音波画像観察装置)画像と固定をご紹介します。
受傷当日は、視診上でも腫れが目立っています。
同部位のBモード画像上でも、腓腹筋がヒラメ筋の筋膜から剥がれています。
車で帰らなくてならないことから、
当日は、ホワイトテープと綿包帯にて圧迫固定をしました。
併せて夜間装具(NightSplint)をギプスで作り、夜間はこちらに変えて寝てもらいます。
受傷当日のBモードです。
5d経過後のBモードです。
早期に圧迫固定をしたので離開した部分に血腫がたまることなく、
初期の出血が糊の役割をはたしてくれています。
もしも、圧迫固定をしないとこのように↓血腫が溜まってしまいます。
繊維芽細胞が足場をつくることができず、このままでは治癒が進みません。
働きアリが水たまりにハマってしまったら、
エサを運ぶどころか、おぼれて右往左往です。細胞でも同じことです。
今回は、痛みも増悪することなく、ご本人はゴルフの再開を楽しみにされています。
今後、経過をみてストレッチング指導なども行います。




