骨折をしてから3d経過しました。
ご来院の患者様にはご迷惑をお掛けしておりますm(_ _)m
つい先日学んだ【Wound Healing/創傷治癒過程】を、
身をもって体験しております。
 
 
熱感(↓)・腫脹(やや↓)・圧痛(↓)、
Bモード(超音波画像観察装置)では、
血管の新生が見られ、血腫内に細胞成分が増え、順調に炎症期が進んでいるようです。
腫れがひくまでシーネ(そえ木)固定、その後ギプス固定が通常です。
当院では、
最初からギプスで患部をしっかり固定+腫れるスペースを作らない
=炎症が長引かない、慢性炎症にならない、という考えで固定をします。
創傷治癒過程は、震災の復興と似ていて、
がれきの処理が終わらないと復興が始まらないという感じで、
炎症期が終わらないと治癒過程が進まないといえます。
☆患者として・・☆
この炎症期に湯船に入ったらどうなるのでしょう?
2日目に、固定をすぐそばに置いて、
外して入って5分くらい浸かって出ました。
すぐに固定をしましたが、だんだん痛みが強くなり、
結局、炎症が3時間ほど続いてしまいました。
炎症期は温めては、ダメです!!!
炎症期の血管は穴のあいたホースです!!!
注・よい患者様は、まねをしてはいけません。

