先日のブログで
楽団メンバー達から
教師に向けるような目で見られて
敬語でしか話しかけられなくて
下の名前で呼んでもらえなくて
仲間と思われていない気がして

といった事を書きました

今日、そんなメンバーの1人から
久しぶりにLINEがありました

音楽やってますか?
また一緒にやりませんか?


その子は、今は前とは違う楽団に
参加しているそうですが
私と一緒に活動していた頃と比べて
物足りなさを感じていると

あの頃は楽しかったと

私からのアドバイスは
とてもためになったし
アドバイスを受ける度に
上達できるのが嬉しかったし

私がそばにいるだけで

本番は安心できたし

私と一緒に演奏する事が

何より楽しかったと


自分の姪のように大切にした

サックスパートの若い子達は

私の元を去った後一切連絡をよこさず

今どこで何をしているかわからない


彼女達ですらそうなのだから

他のメンバーはなおさら

私を指導者として一目置きつつも

せいぜい謝礼のいらない

便利なトレーナー

ぐらいにしか思われていないと

思っていました


あの楽団に

私を仲間だと思ってくれる人など

いないと


まさか

「また一緒に演奏したい」

とわざわざ連絡をくれるほど

慕ってくれる子がいたとは

夢にも思いませんでした


涙が出るほど嬉しかった


ひとりであれこれ背負い過ぎて

その重圧に耐えるのに精一杯で

見えてなかったものが

色々あったのかもしれない


たとえ先生としてしか

見てもらえなくても

「慕われる」という仲間意識も

あったのだな…と


あの頃の頑張りの全てが

空回りしていた訳ではなかったと


救われた思いでした


コロナとか

仕事の辛さとか

まだ音楽に戻れる状態じゃないけど

戻れる状態になったら

真っ先に彼女に

連絡しようと思います