よかれと思ってしたけれど

大事な友達のために

大切な仲間のために

良かれと思ってしたけれど


それで

友達や仲間を失った事が

何度かありました


中学時代

小学校の時から

仲の良かった子と

同じ部活に入っていて

その子が突然

サボりがちになり

何度も誘ったけど

一向に来る様子はなく


来て欲しい一心で

電話をかけて

いつもより強い口調で

説得したら


何を誤解したのか

私が先輩の名をかたって

嫌がらせ電話してきたと

周囲に触れ回り


あちこちで私の悪口を

言いまくり


とても仲が良かったのに

態度が一変し

そのまま絶交と

なってしまいました


電話での私の言葉に

何か気に触る事が

あったのかもしれないけど

私はただ

友達に部活に戻って欲しい

その思いしかありませんでした


なぜ彼女が

そうなったのか

今も謎です




ある音楽グループで

メンバーが何人か

諸事情で抜けた事で

スタイルを変えての活動を

余儀なくされ


そうなった事で

ただ1人木管楽器の私の

出番作りが微妙になったので

メンバーに余計な気遣いを

させたくなくて

メンバーとしての籍は

残しつつ

「必要な時はいつでも呼んで」

と、一線から引く事にしました


主力メンバーが抜けた事で

練習を引っ張る存在が

いなくなり


「雑談ばかりして

まともな練習にならないから

練習を見てほしい」

とメンバーの1人から泣きつかれて

行ってみると

予想を遥かに超えた

酷い状態でした


これまで

それなりのレベルで

演奏を作っていただけに

「こんな演奏で人前に出るの?」

と、真っ青になりました


こんなになるまで放置して

一線から引いていた事に

メンバーとして責任を感じて


つい厳しい事を

言ってしまったのですが


1人、あからさまに

気を悪くしたメンバーがいて


それまで仲間として

いい感じだったのに

以来すれ違っても

挨拶すら

しなくなってしまいました


このバンドは

程なく

自然消滅したようです




中学時代も

このバンドでも

そうですが


どんなに親しい仲間だと

思った相手でも

良かれと思っての事でも


耳の痛い忠告というのは

簡単に人間関係を

壊してしまう


他人とは

所詮そういうものなのだと


耳の痛い忠告をしても

変わらず信頼し合うには

よほどの強い信頼関係を

築いておかなきゃ

いけないもの


そんなの

家族以外は

無理な気がします


でも

少人数でいいから

そんな風に信頼し合える

仲間と出会いたいものです


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