12/19 氷上練習 | 九州大学アイスホッケー部の日々

九州大学アイスホッケー部の日々

九州大学アイスホッケー部の日々の出来事を綴ります。

12月19日 氷上練習

練習メニュー
①鳥籠
②3-0
③5-3
④マッチ
⑤S&D

今回のブログを担当させて頂きます3年MGの今西です。

実は今回の練習が今年最後の氷上練習でした。全96回、1年間本当にあっという間です。

1年間の事を振り返れば、考える事が山ほどありました。1つ解決したと思えばまた1つ、新たな課題が次々と降りかかってきました。しかし不思議と浮かび上がってくる気持ちは「しんどかったあ、、」ではなく「やっぱり部活っておもしろいなあ」なんです。

こういう気持ちになれるのは、たとえ「その時」悩んでいて苦しくても、「いつかその先」必ず自分のためになっていて、自分の成長に繋がっている事を実感できているからだと思います。これを実感できさえすれば後はこっちのもんで、自分の成長を楽しむようになります。(前もどこかで書いたかもしれません)

だから、「今」悩んでいる同期や後輩たちには「この先」の事を見て「この先」の自分の成長のために「今」苦しんでいる自分の事を悲観しないで欲しいなと思います。
いつかきっと自分のためになる!

実は今回のブログでは10月21日に2年生の伊藤が書いていた「相手の試合リズムに合わせてプレーしてしまうこと」や、11月30日に3年生の中井が書いていた「ホッケーIQ(例えば、ダンプ1つするにしても場所や位置など多方面から考えて行うべき)」などのプレー面に関して私も共感したので書こうと思いましたが、長くなるので今回は辞めておきます(笑)

話は戻って「自分の成長について」ですが、降りかかってくる課題から逃げる事なく悩みに悩んで悩みまくって立ち向かう「受動的な姿勢」ももちろん大切ですが、それだけではありません。

これに加え、他者の意見を聞き入れ、自分の発言・行動・考え方を振り返り、自省する「能動的な姿勢」を忘れてはいけないと思います。

この両者が揃ってやっと「質の良い成長・プラスの成長」に繋がると感じます。

頑固親父!というフレーズは歳をとると長年生きてきた自分の知恵や知識を信じ込んで、他人の意見を聞き入れようとしない故にあると思います。親父だけでなくお袋も同様です。だから歳をとると両者譲らず、互いに誤解のあるまま分かり合えず夫婦喧嘩も増えるのかなあと、、それって結局何の解決にもなってなくて誰のためにもなっていなくて勿体無いですよね。

よく滝川コーチや土肥コーチや親がお話してくれるのですが「人間何年経っても成長」です。

物事に対して面倒ごとから逃げる事・恐れる事なく取り組む「積極性」と、その上で他人の意見を聞き入れて自分の考えを改める「柔軟性」があれば、基本上手くいくと思います。
(21年しか生きていない世間知らずの若造の考えなのでまだまだ甘いかもしれませんが、、)

人間性だけでなくアイスホッケーでも同様です。自分のプレーの課題解決のために試行錯誤する「積極性」と監督コーチ・仲間からのアドバイスを素直に受け入れる「柔軟性」があってどんどん上手くなると思います。

結局、何が言いたいかというとアイスホッケー部はそういう人間に成長できる場所です。

次々に降りかかってくる課題に自分で立ち向かうのみならず、監督コーチ・OB.OGさん・同期・後輩など様々な人たちとの関わりを通して成長できる環境が整っています。

だから今アイスホッケー部に所属しているみんなには、この環境を全力で利用して欲しいです。

OBの竹内会長もおっしゃっている通り「九州大学アイスホッケー部での活動を通して、社会で活躍できる人材育成を目指す」のが私たちの部活動です。

まだまだプレーやチームにも課題は残りますが、ラスト1年、最終目標である人間的成長にも目を向けて取り組んでいきたいと思います。

#68 今西


つらつらと分かったようなことを書いた私も少し前までどうしようもない頑固娘でした(笑)

それでも同期の田中・松永・曽我部が真っ直ぐにぶつかってきてくれたおかげで、こうして「積極性」と「柔軟性」を学ぶ事ができました。

彼ら幹部には心から感謝しています。いつもありがとう。