先日、松竹座で行われたOSKレビュー『春のおどり』を観に行ってきました。
OSKについての知識は、

一度破たんし、その後再生した

ということぐらいで、これまで観に行く機会もなく、
劇団員全員が女性であることもはっきりと認識せず、
誘われるまま、受動的ではありますが、観に行ってきました。

結論から言うと「行ってよかった」です。
ダンス、演技についてのレビューは、他の方にお任せするとして
(演劇の観劇歴が浅いので偉そうにコメントできません)
特に感動したのが、アフターイベントでした。

解散の危機を乗り越えて再結成~大阪松竹座での「春のおどり」が今年で10年目を迎えるそうです。
今日に至るまでの苦労話を、破たん当時より在籍していたメンバーひとりひとりが、語りました。

(以下はうろ覚えです。違っていたらすみません)

演技することしか知らない自分たちにいったい何ができるのか悩んだこと
再生のため慣れない営業をしたこと
署名活動をしたこと
1枚の署名用紙を埋めることが、どれほど大変だったかということ
仲間割れもしたこと


オブラートに包んで上品に、かつ、言葉を選んで、抑えて語っていましたが、
それでも当時の苦労は伝わってきました。
一貫していたのが、OSKの名声を築き上げてきた先輩たち、そして観客への感謝の言葉でした。



紫綬褒章受賞が決まった文楽の三味線演奏家 野澤錦糸さんの言葉が、彼女たちと重なりました。

「その人の人となりが全部芸に乗り移るんだと思うんですよ。自分を磨かなきゃいけない。いろんな経験して苦労してそれが芸に生きてくると思うんです。」


劇団員のみなさん、これからもがんばってください!