近所の皮膚科。
おじいちゃんとおばあちゃんの夫婦2人で経営。

2~3年ぶりに行った。

その医院は相変わらず、その昔から変わってなくて、言っちゃ悪いけど古くさい(笑)
田舎の部屋のような空間。
ベニヤ板の壁には5つの必要なポスターと、3つの札。
待合室には、時計と鏡と傘立てと温度計と4人掛け椅子2つが、置いてある。

開いてる時間は、月・水・金11時~13時、第2・4土曜11時~12時と、かなり限定。
しかも不定期で休む。
そんなんで経営成り立つのかと思うが、これがまたいつも行列。

今日も11時過ぎに行ったけど、既に7人の先客。
保険証を出したら忙しいのか無視(笑)

しばらくしたらおばあちゃん薬剤師の「○○さんは前いつ来た?」という会話から始まる。




お客さんで薬剤師のおばあちゃんと同じくらいの女性と、薬剤師のおばあちゃんとの会話。
「先生いつも元気ですねぇ」
「そんなことないんよぉ。どこもかしこも痛くてねぇ。年取るとあかんわぁ。」
「ほんまですねぇ。私もこないだねぇ、腰がいとぉてねぇ。県立病院行ってきましたんよ。ほんま年は嫌ですねぇ。」
「ほんまですねぇ。私は首でしてね、週3回整骨院通ってますねん。朝、じぃさんと『あんたまだ生きてたん』ゆうて起きるんよ。でもねぇ、患者さんのこと思うと、まだまだ頑張らなあかんて思うんよ。」

感動。

途中は、笑っちゃダメだけどおもろくて、笑いをこらえてたけど、おばあちゃんの「純粋に医院を続けているんだなぁ」という姿勢に感動してしまった。


また行こう。と思った。





そして待つこと1時間。
ようやく呼ばれた。

診療はおじいちゃん。
最新機器は一切無い。肌を見るのは虫眼鏡。
でも一発で解決。

「あんた勤めは大阪か?」
「はい」
「大阪に良い皮膚科あるぞ。あそこはホンマ待ち時間長いけど良いぞ。」
って何で他の皮膚科を紹介してるねん!と思ったけど、忙しくてなかなか来れないと思ったのか、気遣ってくれたのが嬉しかった。

良く効く薬を作ってくれるのはおばあちゃん。
余分な薬は一切ない。塗り薬のみ。容器代50円。リーズナブル(笑)
最後にはおばあちゃんの「○○さん、1250円ちょーだい!」




道を歩いていると、「この医院開いてるの?」と思うような場所だけど、ホントに名医。
疲れ果てた現代社会の中で、こんなお医者さんに接すると、ホッとする。
また行こう。とも思う。やめないで。とも思う。

時間を割いて名医にかかりたいなら是非行ってみて下さい。