「言うに言えない」を文字にする場所

今だからこそ「ゆ」を真剣に聞いた話
 

 

長い・重い・暗い(いつもにしては)の3拍子揃ってます!ご注意ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遂にすばるくんの音源デビューが発表されましたね。

お盆の最中に発表だったこともあり、実家で過ごしているときにこの話を知りまして。

朝起きたら情報が爆発していて(笑)半日くらいずっとTwitterでいろんな情報を追いかけてたのですが、夕方になってそれも落ち着き、急にどうしたらいいかわからなくなりました。

あーそれは、「CD何枚買うべき?」とか、「アナログ再生機無いけどアナログ盤も欲しい気がするどうしよう」とか。笑

そういう物質的なことも勿論ですし、気持ち的にもなんというか、ちょっと現実離れ感があった気がします。

 

何しろわたしはすばるくんがいた関ジャニ∞さんをリアルタイムで追っかけていたわけでもなく。

見られるもの、聞けるものは全て「これまで」のモノたちだったからだと思う。

すばるくんの今や、「これから」を目の当たりにして、どうしようと狼狽えているわけですね。

そうですビビっています。

 

なんでこんな気持ちになるかと言うのはうまく説明できないのですが、わたしにとっていつも背中合わせのすばるくんとやすだくんという存在で、圧倒的に違う点というのは、すばるくんは優しくない。

えーっと、この書き方はものすごく誤解を生むと思うのですが、あえてこういう書き方してます。

優しくないって人間的にということではないですよ。

人間性なんて、表現者と受け手の間では想像や妄想でしか語れないんですから。

 

その、優しくないって言うのはこちらへ何かを投げかけてくれるとき、あまりにも直球だったり、どこか突然だったり、突き放しているようで愛情深すぎてこっちが戸惑うみたいなことです。

よくTwitterでは言っているのですが、わたしはいつもすばるくんには滅多刺しにされる。

 

まあこれは人それぞれなんですが、例えば彼の作った曲や放った言葉なんかにいろんなことを考えさせられるし、「生きろ」なんかも大好きだけど、何も考えないでも聞けるけど、考えさせてもくれる曲なわけで。

あとは「ONE」なんかもそうかな。

desireは特別すぎてまたちょっと違うんですけど。

 

そんな滅多刺しにビビり倒しているので、わたしは「これまで」の彼のソロ仕事には手を出していませんでした、と言うかいません、今現在。

 

 

でも、だからこそ「これから」のすばるくんの音楽が楽しみで、早くCD欲しいなとも思うのですが、それまでどうしよう、何聴こうって、発表があった直後は思ってしまっていました。

それで最近聞いてないと言うかシャッフルしていても流れてこなかった「ゆ」を思い出したんですよね、なんとなく。

 

相変わらず長い前置きですけれども!

それで改めて「ゆ」を聞いて、1日中リピートして聞いてて、何回か聞いてるうちに急にぼたぼた涙が止まらなくなりました。笑

なんとなく、今聞いておいてよかったーと思って泣けたのかな。と思っているんですが。

 

この曲が収録されている関ジャニズムが2014年の発売で。

安田章大作曲、渋谷すばる作詞と。クレジットにこのふたりの名前が並んだ最後の曲が「ゆ」って言う背景も含めて、ちょっと勇気づけられる。

冒頭ですばるくんは優しくないって話をしたけれど、この曲に関してはなんて優しい歌詞なんだろうって思う。

難しい言葉を使わないのはすばるくんの歌詞だなって思うんですが。

なんとなくやすくんの曲に引っ張られた言葉たちなのかなと感じたりもする。

「ゆ」は、やすくんが曲を作った後にすばるくんに詞を書いて欲しいってお願いした曲と、以前検索しまくっていたときに見かけた気がするのですが、今回調べ直してその話にたどり着けず…この経緯であっているか不確かなんですけど。

曲が先にあったのだとしたら、すばるくんってメロや音に当てて詞を作るイメージがあるから、その当時言いたかったことだったり、感じていたことだったりが軸になっていたとして、ストレートだけど優しい言葉選びだなと。

何度も出てくる「夢の途中」というフレーズも、例えば「続き」とかじゃなくて「途中」っていうのが彼らしいし媚びてない、けど優しい。

わたしが一番好きなのは、これも何回もTwitterで話していることなのですが、サビの最後の一行は「いつまでも あの笑顔で」となっているのが、大サビの一番最後に「その笑顔で」に変わるところ。

「あの」から「その」になることで、どの笑顔なのかというのを断定して終わるんですよね。

そこに「言葉として」の希望があるし、嬉しくなるし、優しいなあって思うんです。

 

今まじまじと歌詞を読んだなら、いろんなことを考えちゃうし深読みしたくもなるけれど、そういうのを抜きにしていい曲だなあ好きだなあと思う1曲です。

 

歌詞のことにしか触れていないけど、この曲メロも好きなんですよね。

スカっぽくしてるところとかもいいし、特にBメロが好きです。

 

 

 

どれだけ振り返って聞いてみても、いい曲たくさんあるんだよなあ。

それはいろんな方が作って、彼らが歌った曲も然り。

 

だからわたしはすばるくんのアルバムも楽しみだけど、エイトさんのアルバムも楽しみに待っている。

ずっと音楽と共にあって欲しいんだよな…多彩な彼らだけど、変わらず音楽が軸にあってくれたならと…!!!!

 

 

 

 

次回へつづく