駅舎が建てられてから・・・ | Railway Focus

駅舎が建てられてから・・・

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以前は改札内で双方ホームの往来が可能だった可児市の名鉄広見線・「日本ライン今渡駅」。


しかし、2006年9月の「駅集中管理システム」の導入に伴い、各方面ホームの新可児寄りに駅舎が建てられました。


そのため、それまで構内の移動に用いられてた地下道が閉鎖され、日本ライン今渡駅における駅構内の往来は、改札内では出来なくなりました。


そのようなケースになる駅はかなり珍しいです。(ここの他は、各務原線の各務原市役所前駅くらいです。)


駅舎が建てられ、両方面からホームへの出入りができるようになったから、地下道は不要になったものと思われます。


因みに、かつては、巨大な駅舎が建てられており、名古屋方面ホームへ行くには、新可児方面ホーム側にある改札口を通ってからホームへ向かう方式でした。


その途中には、階段が多く、駐車場から新可児方面ホームまでにはすぐ至近距離でありながら、実に5箇所の階段を経由しないと行けませんでした。


その反面、今は階段を殆ど使わずホームまでたどり着けます。変更当初はかなり違和感がありましたが、今はそのようなことはほとんどありません。


今になって、ようやく 「人々が便利さを追求するようになったか」 ということが何となく分かったような気がしました。以前のは有人だったとはいえ不便ですしね。(無人化で不便になったことももちろんありますけど・・・)


因みに、最初の写真を撮影したのは・・・


Railway Focus  ここの屋上。


日本ライン今渡駅から歩いてすぐのところにある「バロー今渡店」の屋上です。


ここからの眺めは、ありふれた市街地の光景でありながらも、結構いいものですよ。。。