自然の家が、今大変なことになっているようです・・・。
現在、岐阜県内には10箇所もの「少年自然の家(または青少年自然の家)」があります。
10箇所のうち、4箇所は岐阜県が運営している自然の家であり、4箇所は各自治体、1箇所は国、残り1箇所は社会福祉法人が運営しています。
しかし、その自然の家のうち、「岐阜県が運営している自然の家」が今年度いっぱいで閉鎖となる見通しです。
下呂市小坂町にある「御嶽少年自然の家」については、まだ未確定なのですが、土岐市の「土岐少年自然の家」・山県市の「伊自良青少年の家」・不破郡関ヶ原町の「関ヶ原青少年自然の家」が既に閉鎖対象となっており、各サイト・掲示板などでも「残念ながら今年度を持って・・・」といった閉鎖を示す書き込みが多数見受けられています。
施設が閉鎖される最大の原因。それは、「岐阜県の財政難」です。
岐阜県が運営する以上、維持費等は全て岐阜県が負担しなければなりません。すなわち、自然の家の運営には「税金」が使われています。
しかし、岐阜県はその「税金」を裏金として使っており、その裏金が原因で岐阜県は、あらゆる面で財政難に陥りました。
そのため、岐阜県が自然の家などの一部公共施設を運営することは困難となり、遂に「閉鎖」されることが決まったようです。
ただし、民間企業などに譲渡されることが決定した場合は、閉鎖は回避できますが、それもなかなか難しいと思われます。
「自然の家」は、その名のとおり、自然豊かな場所にある家。小中学校の宿泊研修やクラブ合宿等で行かれた方も結構多いはずです・・・。
多くの人が、想い出を残す自然の家。だからこそ閉鎖というのは、本当に残念な結果だと思います。
30年の歴史に、本当にピリオドを打ってしまうのでしょうか・・・?
県立の自然の家は今、窮地に立たされています。