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の続編で、今回こそ主題である現在放送中の
「リトルチャロ東北編」についての感想などを扱ってみます。
※この記事では番組内容の批評を目的として、
番組HPからあらすじの文章や画像を引用しております。
※本当は第三話「雪の恋」までをこの記事で扱う予定でしたが、
アメブロの「1記事の文字数は40000字まで」という制限に
引っかかってエラーとなったため、第一話と第二話を観た段階での
感想記事を先にUPしました。
リトルチャロ東北編。思いっきり東北復興支援色丸出しな
この番組では、今までの英語番組からガラッとイメージが変わり、
全編日本語&舞台が東北という筋立て。
そして東北=妖怪といわんばかりに、チャロの行き先には
次々と妖怪が現れるという趣向であります。
それでは本日4月22日現在で放映済みの第三話までを
簡単に振り返り、私なりの感想なりツッコミなりを入れてみることにします。
第一話「宿命」あらすじ
春の遠野にやってきたチャロ。ふと目にした天狗を追って
森に入ると、そこは不思議な世界が広がっていた。
伝説の妖怪・手長足長の復活を阻止しようと、
僧侶のクウが呪文を唱えている。
しかし、チャロの思わぬ失敗で、事態は大変なことに…。
世を乱す妖怪の復活を防ぐために、チャロは決心するのだった。
もはやチャロのオープニングの定番となった桜のシーン。
それ自体は良いのですが、
なんだか翔太君の体格が随分と太くなった気が...
これが初代チャロでの翔太君。これと比べると、
東北編の翔太君は、何だか体型だけでなく
顔も随分とポッチャリしたような気がします...。
翔太君に、一体何があったのでしょうか
続いてストーリーに入っていきますが、
春の遠野に子供(多分小学5年生くらい?)の翔太君と
チャロだけで来ている時点で、既に何だか変
(チャロと翔太の住まいがどこであるのかは作品中で
明言されてませんが、翔太パパはテレビカメラマンという
設定ですので、恐らくは首都圏在住であると思われます)です。
更に言えば、初代とチャロ2であれだけの苦しい思いをして、
ようやく翔太君との日常生活に戻れたチャロですが、何故かここでは
天狗のタカを追って一匹でフラフラと森の奥へ入っていき、
挙句の果てにクウが妖怪封じをしている結界内に入り込み、
更には縄に尻尾を絡ませて暴れてしまい、そのおかげで結界が崩壊。
妖怪手長足長の片割れである手長が、鴉天狗のタカを傷つけて
逃走するという目も当てられない展開になっておりました
もう、初代と2を通して育んだ「チャロ=賢くて勇気のある子犬」
という図式が、完全に崩壊してしまった東北編のオープニングでありました
さすがに責任を感じたチャロは、
「傷ついて動けないタカの代わりに魔封じの御札を集め直す」
ことを誓い、僧侶のクウもチャロに全てを任せるという展開で
この東北編がスタートした訳ですが、
チャロみたいな子犬が暴れたぐらいで崩壊する程度の結界で
妖怪手長足長という凶悪な奴らを本当に抑えていられたのでしょうか?
まぁ妖怪は物理的な力で封じられていたわけではないのでしょうが、
それにしても...な展開でありました。
これはネット上で拾ったリアル手長足長の絵図。昔の絵図ではこんなですが、
でもこの話では悪い妖怪であり、ラスボスであります
もっとコヤツらが暴れるところを見たいような見たくないような...
ってな感じで第一話は終了しました。
何だか「ドジさ爆発な主人公としてのチャロの劣化」と、
「翔太君が太ったなぁ」ということばかりに目が行ってしまった
第一話でありました。
続いて第2話「きずな」。もうタイトルからして、昨年の流行語というか
何というかな「絆」。思いっきり直球勝負であります。
それ自体は別に構わないのですが、この回での登場人物が...
マコは「妖怪座敷わらし」なので別に良いのですが、
人間の子供達の格好が、どう見ても
平成日本の子供達の服装に見えない
サザエさんのキャラより古い時代の服装だ
5人のリーダー格であるカンタ君の服装は何だかバカボンみたいだし、
他のキャラも昭和2~30年代くらいと思われる格好だぜよ、これは
いくら話の舞台が妖怪話の宝庫である岩手県の遠野とはいえ、
これではあんまりじゃないですか
所詮アニメではありますが、ここまで無茶な設定であると、
「一体、時代設定はどうなってるんでしょうか」と言いたくもなりますわ。
続いてあらすじにいきます。
第二話「きずな」あらすじ
いよいよ始まったチャロのお札探しの旅。最初のお札は
遠野の裏山の洞窟にあるという。
チャロは遠野で一人の少女と出会う。人に気づかれず
いつの間にか皆の中に紛れ込んでいる「座敷わらし」のマコだ。
マコは実は寂しがっていた。村の子供たちと仲良くしたいのに、
姿が見えないからいつも仲間に入れてもらえないのだ。
そんなマコと仲良くなったチャロは、村の仲良し五人組の子供たちと
お札探しをすることになる。
そして姿の見えないはずのマコが、思わぬところで…。
あらすじにある「思わぬところで」のシーンがこれ。
御札を見つけたのは良いが、高いところにあってチャロだけでは
どうやっても届かない。だから子供達が肩車をして御札をとろうとした
シーンですが、滅茶苦茶危険だよ、これ...。
完全に子供を意識した番組の造りなんだから、
『「危ないからこんなことはしないでね」
くらいのテロップを入れるべきだったんじゃないのか』
と思ってしまうくらいの危険さです。
私が子供の頃は「北斗の拳」が流行っていて、クラスメイトの
皆と良くケンシロウごっこをしたものです。といっても
「あたたたたたたたたたた~」と空振りの突きを連打で繰り出し、
その後で「お前はもう死んでいる」という決めゼリフを言う程度の
たわいのないものでした。
この肩車5人重ねは流石に真似する子供達はいないと思いますが、
それでも「危険だからマネしないでね」程度のテロップは
あった方が良かった気がする...。あくまでマネしていいのは、
他人を助けてあげるために皆で協力する心意気だけであります。
しかしいくらタイトルが「きずな」だからって、
「あまりに安易すぎるよな~」と思わずにいられない展開でした。
この回でのチャロは、一方的に助けられてるだけ。
「何のためにチャロをワザワザ主人公にして、
こんな話を作らなきゃなんないの?」
と、旧シリーズにハマった私としては思わずにいられない展開でした。
まぁ『「座敷わらし」という遠野を代表する妖怪を話に絡ませ、
それなりにハッピーエンドともいえる展開だったから』
という理由で強引に気持ちを落ち着かせたワタシ。
とにかく、第一話と第二話を観た段階では
「今回のチャロはハズレな可能性が高い」
と思わざるを得ないワタクシでありました。
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ヒジョーにツッコミ所が満載な展開です。