訪問日時2012年3月20日(火)14:00頃
先日学生時代の後輩から「マザー牧場に行きたい」と
メールが入り、昨日3月20日に行くことになりました。
現地は非常に交通の便の悪い田舎であることを
十二分に承知している私は、車で行って適当な駅で
後輩二人を拾うことにしました。
そうと決まった頃に、新聞で「頼朝桜」なる桜が鋸南町で
見頃を迎えているというニュースを目にし、ググったところ
の情報に行き当たったわけです。
鋸南町とは鋸(のこぎり)山があることで知られる町です。
また金谷には東京湾フェリー乗り場があり、そこのお土産物店は
品揃えが豊富で、かなり盛況な場所であります。
佐久間ダム周辺地図
しかしこの佐久間ダムと頼朝桜なるものの存在は知らなかったので、
待ち合わせ時間を11:00にしたこともあって朝早く出かけ、
佐久間ダムに頼朝桜を見物&撮影をしに行ったわけです。
もっとも頼朝桜なる名称は、この地域だけのルールであります。
この鋸南町には、石橋山の合戦で敗北した源頼朝が、真鶴から
船で逃れてきた際に上陸した土地であるとの伝承があり、
そこから「河津桜」に「頼朝桜」なる愛称を付けて普及活動に
勤しんでいるということらしいです。
この記事では、今後河津桜で統一します。
現地でまず見かけたものは、この可憐な水仙でした。
現在放送中の大河ドラマ「平清盛」にて、
ズタボロの鳥羽院に萌えている私としましては、
水仙は正に渦中のアイテム!
このドラマでの鳥羽院は水仙がお好みという設定であり
(史実ではどうなのかなぁ...)、この水仙見物する
鳥羽院の画像をツイッターで呟いたところ、
かなりの反響を呼んだりしました。
「平清盛」は内容に色々問題があり、それを別の記事で
検証しておりますが、全部が全部を否定しているわけではありません。
鳥羽院に関しては過去の映像作品ではほとんどお目にかかれない
こともあり、私の中ではかなり萌えております!
別の記事でも述べましたが、
#ズタボロの鳥羽院に萌えてしまう人rt
なるハッシュタグがツイッター上では存在するほど、
朝廷昼ドラ劇場での鳥羽院に萌えている人は多いのです![]()
話がズレたので、河津桜に戻します。
ご覧の通り、見頃を迎えておりました![]()
文句のつけようがなく、写真も撮りまくり。
休憩スペースの周辺です。
ダム湖も含めて撮ってみました。
ドアップしてみた写真。
ヒヨドリらしき鳥もいましたので、望遠レンズで狙ってみました。
距離が遠かったので大した大きさではありません。
鳥を狙うのであれば「最高画質にしてトリミング」をすべき
ですが、花を狙う時とはセッティングが変わってくるので
それを合わせている余裕がない...。
こういう時は、「一眼レフのボディが2台欲しい
」
と本気で思います。
向かい側の斜面に見える河津桜らしきピンク色の花も
気になったのですが、迎えに行かなければならない時間
になったのでこの場所を後にしたのですが...
待ち合わせた二人の内の一人が、
「電車に乗り遅れた
ので12:00に着きます
」との
メール
を送ってきました![]()
仕方がないのでとりあえず先に着いた一人とは合流し、
近くを歩いて一時間程過ごしてから、遅れてきたもう一人とも
合流しました。これで予定が狂った私は、
「独断と偏見をもって行き先を変更する
」と宣言し、
この佐久間ダム湖親水公園(これが正式名称らしい)に
強制連行(車に乗せて移動)したのです。
写真をもっとたくさん撮りたかったし、河津桜の状態も
予想以上に良かったので「マザー牧場」の入場料1,500円を
払うのが馬鹿らしくなったのです!
ただ「マザー牧場」も実は行ったことが無いことと、
かの地は牧場と名乗るからには動物も豊富にいるでしょうから、
いつか機会があれば行ってみようと思っております。
しかしこの佐久間ダム湖水公園では、無料でこれだけの
花々を楽しめるのですから行かない手はない。
実際「菜の花を見るためにマザー牧場に行きたい」と
言っていた後輩は、この菜の花畑を見て十分満足しておりました!
ほとんどの場所で見ることが出来まして、それゆえか、
「なのはな体操」なる県公認の体操があるくらいなのです。
実際私は小学生時代、2時間目と3時間目の間にある
「業間体育」という時間で、毎日のようにこの
菜の花体操を校庭で行ったものです。
というより、全校生徒強制参加イベントでありました![]()
「なのはな体操」がどういうものかお知りになりたい方は、
Youtubeの該当ページにアクセスするボタン
を
設置しておきましたので、そちらを
「ポチっとな!」
してアクセスしてみてください。
![]()
Youtubeの対象動画にアクセスするボタンです
千葉県以外の出身者に、この「なのはな体操」をみて
どう思うか、正直知りたい気持ちがあるのです。
しかし、柏出身&今でも在住している後輩は、
この体操を知りませんでした
。
どうやら県全域には行き渡っていない可能性が、
浮上した次第であります
。
写真の紹介に戻ります。
菜の花と、橋と、ダム湖と、斜面に咲く河津桜。
とてもいい感じの絵になりました。
水仙と梅と湖面。水仙の可憐さと、今が盛りの梅のコラボが
イケてませんかね?
河津桜のアップ写真。背景が上手くボケてくれました。
本当に赤が濃いピンクで、何度見ても美しい色であると思います。
河津桜と水仙。こちらは水仙にピントを合わせ、桜をボカしてみました。
水仙の可憐さも捨てがたい。
をくづれ水仙郷&佐久間ダム湖
のHPによると、ここでは「水仙の花つみツアー」や、
「水仙の宅配サービス」もやっているそうです。
また鋸南町での水仙栽培は、江戸時代の安政年間(1854~60年)
の頃から行われており、船で江戸にも運ばれていたとのこと。
水路が輸送の大動脈だった江戸時代では、
鋸南と江戸の距離は今より感覚的には近かったのかもしれませんね。
こちらは先の画像と同じ構図ですが、河津桜にピントを
合わせて水仙をボカしてみました。
こういう遊びが意図的に出来るようになってくると、
写真撮影がグッと楽しくなってきますね。
駐車スペースの上に植えてあった、満開の河津桜。
後輩二人はここが気に入ったようで、1時間くらいは
この木の下で佇んでおりました。
おかげでこれまた予定が狂いましたが、楽しんでくれている
ようなので結果オーライ![]()
ところ変わって、これまた水仙と湖面。ダム湖とはいえ、湖は湖。
見た感じ決してきれいな水とは言えませんが、それでも
やはり風情があります。これが人工の湖だなんて、
言われなければそうは思えません。
こちらもところ変わって、小高い展望台の上からの眺めです。
連なる山々と、湖。手前には河津桜。
「これ以上何を望めばいいのでしょうか
」
というくらい、絵的にGOOD
でした。
そんなこんなで約2時間半くらい過ごした後、
私達はこの地を去りました。
「これだけ良ければ、わざわざ伊豆の河津まで行く必要が無い」
ってくらいに充実していた、佐久間ダム湖親水公園の河津桜。
本来なら2月に咲いて、3月上旬に散ってしまう河津桜ですが、
今年の異常気象の影響で、こんなに遅い開花でした。
そのおかげで十二分に楽しませてもらったので、
これはこれで良し!です。
また出来れば本場の河津にも行きたいですが、それが無理なら
代替場所としてこの佐久間ダム親水公園がある!ってことが
判明した、充実した一日でありました。
歴史ネタ中心ではない記事ですが、ちょこっと頼朝に触れてみたり、
大河ドラマ平清盛にも触れたりしたので、大目に見てくださいまし。
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