こちらの動画の方がよっぽど本質を突いています
若者の車離れが加速している。かつてトヨタ自動車の豊田章男社長はその理由を問われて「良く分からない」と..........≪続きを読む≫
記事の一部抜粋
若者の車離れが加速している。かつてトヨタ自動車の豊田章男社長は
その理由を問われて「良く分からない」と答えたが、危機管理専門家である
リスク・ヘッジ代表の田中辰巳氏によれば、このままでは「若者の車離れ」だけではなく、「熟年の車離れ」も進むという。以下は、田中氏の視点だ。
* * *
2010年の10年26日、テレビ東京のワールドビジネスサテライトに出演した
豊田章男社長は、小谷真生子キャスターに『若者の車離れの理由』を
問われた。答えは「良く分からないのですが」だった。社長就任から
間がないとは言え、あまりに残念な言葉g>若者の車離れが加速している。かつてトヨタ自動車の豊田章男社長は
その理由を問われて「良く分からない」と答えたが、危機管理専門家である
リスク・ヘッジ代表の田中辰巳氏によれば、このままでは「若者の車離れ」だけではなく、「熟年の車離れ」も進むという。以下は、田中氏の視点だ。
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2010年の10年26日、テレビ東京のワールドビジネスサテライトに出演した
豊田章男社長は、小谷真生子キャスターに『若者の車離れの理由』を
問われた。答えは「良く分からないのですが」だった。社長就任から
間がないとは言え、あまりに残念な言葉に私は唖然としたの車離れが加速している。かつてトヨタ自動車の豊田章男社長は
その理由を問われて「良く分からない」と答えたが、危機管理専門家である
リスク・ヘッジ代表の田中辰巳氏によれば、このままでは「若者の車離れ」だけではなく、「熟年の車離れ」も進むという。以下は、田中氏の視点だ。
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2010年の10年26日、テレビ東京のワールドビジネスサテライトに出演した
豊田章男社長は、小谷真生子キャスターに『若者の車離れの理由』を
問われた。答えは「良く分からないのですが」だった。社長就任から
間がないとは言え、あまりに残念な言葉に私は唖然とした。rong>
若者の車離れが加速している。かつてトヨタ自動車の豊田章男社長は
その理由を問われて「良く分からない」と答えたが、危機管理専門家である
リスク・ヘッジ代表の田中辰巳氏によれば、このままでは「若者の車離れ」だけではなく、「熟年の車離れ」も進むという。以下は、田中氏の視点だ。
* * *
2010年の10年26日、テレビ東京のワールドビジネスサテライトに出演した
豊田章男社長は、小谷真生子キャスターに『若者の車離れの理由』を
問われた。答えは「良く分からないのですが」だった。社長就任から
間がないとは言え、あまりに残念な言葉に私は唖然とした。
中略
大学(慶応)の時、同級生がフェアレディーZやケンとメリーのスカイラインを
乗り回していた頃、私は町工場にあった油まみれのライトバンを運転していたからである。あの無念な気持ちは、今でも忘れられない。私を含め、当時の若者が競ってカッコイイ車に乗ろうとしたのは、車がデートの必須アイテムだったからだ。デートと言えば車、車と言えばデート、と言っても過言ではない。
テレビのCMも『ケンとメリーのスカイライン』に象徴されるように、若い男女に
ターゲットを絞っていた。青春映画やテレビの恋愛ドラマでも、デートの場面には必ず人気の車種が登場していたものだった。
それが今では、低燃費だのエコカーだの、あるいは安全性や収納性の高さなど、機能の優位性を訴えるCMばかり。その結果、若者の目から見れば、
オジサンやオバサンの乗り物としか見えないだろう。
昨今のトレンディードラマにも、デートに車が登場するシーンは滅多に見られない。これでは、若者が車に乗りたくなる訳がない。私はこれが、若者の車離れの最大の原因だと思っている。
背景として、公共交通機関網の整備による、車の必要性の低下もあるだろう。しかし、それは若者の行動範囲が、都市部に偏っているからに他ならない。
地方へ足を延ばせば、逆に公共交通機関網は衰退している。従って、魅力的なデートスポットを地方に見い出せば、若者は車の必要性を感じ始めるに違いない。首都の東京から見ても、軽井沢や那須高原あるいは湘南や伊豆など、車で二時間も走れば行けるデートスポットは沢山ある。
カーメーカーの広告宣伝力をもってすれば、トレンディードラマのデートシーンに、車を登場させることなども難しくない筈だ。CMにも「二人だけの空間。
車でしか行けない場所がある」くらいのナレーションを流して欲しいものだ。
事業はサイクル型に構築しないと、寿命が短くなってしまうものだ。若い頃に
車を運転しなかった人は、年を取っても車を運転しないから、やがて熟年層の車離れも深刻になってくるに違いない。
その熟年層の子女、すなわち未来の若者は、今よりも更に車離れを起こす
だろう。逆に、若者が車にのれば、年とともに高級車に乗り換えていく。
たとえば、ベンツはC→E→S、BMWは3→5→7、というように。
そして、ベンツのSクラスに乗った親は、子供にベンツのCクラスを買い与え
たくなる。BMWの7シリーズに乗った親は、子供にBMWの3シリーズを買い与えようとする。これがサイクル型の事業である。トヨタには、この発想が欠けていると私は思っている。
以下省略
私にはこの記事の中心を占める“危機管理専門家である
リスク・ヘッジ代表の田中辰巳氏”の視点がほぼ全面的に間違っている
と思われてならない。
確かに田中氏の学生時代に車がデートの必需品であったというのは
それなりの説得力がある。しかし、それだけの理由で車を購入できた
のはかなり経済的に恵まれた人達でしか無いと思うが?
このCMを現代風にアレンジしたところで、どれくらいの効果があるというのか?
テレビのCMも『ケンとメリーのスカイライン』に象徴されるように、
若い男女にターゲットを絞っていた。青春映画やテレビの恋愛ドラマでも、
デートの場面には必ず人気の車種が登場していたものだった。
それが今では、低燃費だのエコカーだの、あるいは安全性や収納性の
高さなど、機能の優位性を訴えるCMばかり。
その結果、若者の目から見れば、オジサンやオバサンの乗り物
としか見えないだろう。>
機能の優位性を訴えるCMばかりと現状を非難しておられるが、
それが今のトレンドであるという現実から目を背けているだけなのが明白。
今時の若者の多くが非正規雇用で、非正規雇用者の年収は
200~300万円程度であるのが普通。一応正社員だった私も、収入はそんな
ものでした。それでいて、その非正規雇用社員の多くが都会で一人暮らし
をしているのです。
更にそういった人達の多くは通勤に電車やバスを使いますので、
自家用車を購入したところで休日にしか乗れません。
そんな若者たちがどうして無理をしてまで自家用車を持つ必要が
ありますか?
その程度の現実も理解していない人がエラそうなことを言うな!
としか思えません。
>
昨今のトレンディードラマにも、デートに車が登場するシーンは
滅多に見られない。これでは、若者が車に乗りたくなる訳がない。
私はこれが、若者の車離れの最大の原因だと思っている。>
トレンディードラマなんて言葉を使用している時点でもう終わってますよね。
それにネットの普及によるテレビ離れが深刻にな昨今において、
テレビドラマが若者に与える影響がどれほどのものでしょうか?
影響が全く無いとまでは言いませんが、あくまで自分の財布と
相談して購買行動を決めます。それをしないor出来ない人は
多重債務者になるだけです。
>背景として、公共交通機関網の整備による、車の必要性の低下もあるだろう。
しかし、それは若者の行動範囲が、都市部に偏っているからに他ならない。>
背景としてではなく、都会ではそれが全てです。都市部では駐車スペース
を探すのも大変だし、駐車料金も高い。電車やバスが整備されている
のであれば、わざわざ車で行く方が多大な労力を必要とします。
それに渋滞も多いし...。
>
地方へ足を延ばせば、逆に公共交通機関網は衰退している。
従って、魅力的なデートスポットを地方に見い出せば、若者は車の
必要性を感じ始めるに違いない。
首都の東京から見ても、軽井沢や那須高原あるいは湘南や伊豆など、
車で二時間も走れば行けるデートスポットは沢山ある。>
この人はデート以外の車の活用法を考えられないのか?
私は鎌倉で生活していた2003~2011年まで自家用車が欲しい
と思うことはあっても、現実的に不合理過ぎるため所有しなかった。
いや、学生時代に家を出た1997年から実家に戻る2011年まで
とした方が正確である。
一人暮らし時に自家用車が欲しいと思った理由としては
・「買い物時に便利(特にペットボトルなどを購入した時)」
・「遠出する場合に電車の時間を気にしないで済む」
といったことが挙げられます。
しかしその程度の欲求を満たすために自家用車を所有したところで、
通勤に使うわけではないため月に2~3度程度しか利用しない。
それでいて馬鹿にならない駐車場料金や車検を初めとする
維持費を負担するなど合理的ではない。
その程度の出費が問題ないくらい高給取りであれば話は別だが、
残念ながら低収入に喘いでいたのが現実なので、車は贅沢品
でしかなかったのです。
それに軽井沢や那須高原はともかく、観光シーズンの湘南や
伊豆の道路は非常に渋滞します。
湘南の134号線などは夏の海水浴シーズンだと歩いた方が
早いくらいの渋滞に巻き込まれます。鎌倉~藤沢の10km程度
を30分かけて運行する江ノ電にだって抜かれます。
そんなところにカッコつけてデートのためのドライブに行ったところで、
相手に幻滅されてしまい、かえってマイナスです。
伊豆だって伊豆半島に入ってしまえば道が狭くてクネクネしていますから、
大したスピードは出せません。事故を起こしても構わないので
あれば話は別ですが...。
でも>地方へ足を延ばせば、逆に公共交通機関網は衰退している。
の箇所は正解です。現に田舎暮らしとなった今の私にとって、
自動車のない生活なんて考えられません。
山梨や長野などでは1kmも離れていない最寄りのコンビニに
行くのにわざわざ車で行くそうです。私の居住地である
千葉の田舎も大差はありません。
そういった事実からも分かるとおり、現代日本において自家用車が
必要不可欠なのは田舎の在住者です。
従って自家用車の購入を促したいのであれば、都会の人口を
田舎に還元し、その上で田舎の経済を上向かせるのが正解で
あると私は考えます。しかし田中氏の論調ではそういった部分が全く
見受けられませんね。
>
カーメーカーの広告宣伝力をもってすれば、トレンディードラマの
デートシーンに、車を登場させることなども難しくない筈だ。
CMにも「二人だけの空間。車でしか行けない場所がある」くらいの
ナレーションを流して欲しいものだ。
だから、それで車の購入が促進されるのであればトヨタの
リアルドラえもんのCMで免許の取得率が上がりますって!。
ただリアルドラえもんのCMが放送されだしたのは昨年末の
話ですので、現時点でその効果を論ずるのはまだ早すぎますね。
しかし、本当にデート以外の車の活用法を提示しない人だ。
全く説得力がありませんね。
>
事業はサイクル型に構築しないと、寿命が短くなってしまうものだ。
若い頃に車を運転しなかった人は、年を取っても車を運転しないから、
やがて熟年層の車離れも深刻になってくるに違いない。
この点は仰るとおりです。ただ若い頃に車を運転しなかった人で
あっても、必要に迫られれば運転するようになります。
現に40歳を過ぎて自動車免許を取得した私の母などは、それまで
通勤にバイクを使用していたのを車に切り替えました。
もっとも体の機能が衰えた約10年前から自分で運転はしてませんが...。
その熟年層の子女、すなわち未来の若者は、今よりも更に車離れを
起こすだろう。
逆に、若者が車にのれば、年とともに高級車に乗り換えていく。
たとえば、ベンツはC→E→S、BMWは3→5→7、というように。
そして、ベンツのSクラスに乗った親は、子供にベンツのCクラスを
買い与えたくなる。BMWの7シリーズに乗った親は、子供にBMWの3シリーズを買い与えようとする。これがサイクル型の事業である。
トヨタには、この発想が欠けていると私は思っている。
完全に自爆していますね。現在の親世代は確かに子供に車を
買い与える余裕がある人もそれなりにいるかもしれません。
しかし、現在の若者が親世代になる頃に子供に車を買い与える
余裕が果たしてどの程度あるだろうか?
あったとしても、田中氏の言うような高級車を買い与えられる
親世代がどれだけいるのだろうか?
この程度のことにも考えが及ばない(少なくとも文中からは
読み取れません)人がエラそうにあれこれいったところで、
日本の自動車需要は絶対に伸びません。
それを断言してこの記事は終了します。