2012年2月2日報道ステーションにおける真部沖縄防衛局長の講話問題報道
アップ自作動画ですアップ

世間を賑わせている真部沖縄防衛局長の講話問題。
しかし、明らかにニュース番組の報道内容が変であると思い、
今回話題にします。
今回取り扱うのは昨日2012年2月2日のテレビ朝日報道ステーション
での報道内容です。


動画をご覧になれば分かりますが、初っ端から
真部沖縄防衛局長を罪人扱いしています。
インタビューの模様もいきなり
「ご自身で辞表を出すという選択肢は?」ですって!


30年以上前から行われていたという元職員の証言についても、

"局長訓示という形で全職員に対して行なっていた"
"防衛本省からそういう通知が文書で来ている"
"北海道から沖縄まで訓示なるものは全部行われている"
"特定の個人に投票しなさいといった指示をされているわけではなく、
本人の意思で自由に投票する"
"今までの訓示は全職員に大してだったが、今回の講話は
宜野湾市在住の職員に対し講話という形。それだけが気にかかりました"


という内容です。今回の講話問題に対して証言者は
"過去は全職員に対しての訓示という形であったのが、今回の講話問題は
市長選のある宜野湾市在住者に限定している"

という点だけを疑問に思っているに過ぎないのに、

それに対するキャスターの古舘伊知郎のコメントは
「国が権力と金を使って選挙に介入するという構図だから、
真部局長一人を更迭してもトカゲの尻尾切りになるだけで意味がない」
という全く的外れなもの。まったく証言内容の検証もせず、
一方的に自衛隊内部での組織的犯行としてコメントしています!


その古舘のコメントに回答している
朝日新聞の論説委員である三浦俊章氏も
「自民党時代から企業や役所ぐるみで選挙介入していた疑惑はある。
そういう習慣が沖縄では明らかに残っていたということでしょう。
だから局長はたんたんと任務を果たしただ­けであるので、
局長を更迭してもトカゲの尻尾切り。世の中が変わってきているのに、
防衛省はその点について鈍感であった」

などとこちらも古舘同様に防衛省を一方的に犯罪者集団扱い
です。
過去のことまで言われると正直私も勉強不足ですが、今回の問題は

「本当に"選挙権を行使しなさい"という内容であったのか?」
「特定の候補者に投票するようにという圧力を職員にかけてはいないのか?」
「過去の選挙時は全職員に対する訓示であったのに、今回の宜野湾市の市長選挙では何故該当地域に在住している職員のみの講話であったのか?」


だけが問題であると思います。
なのにそのあたりに全く触れず、最初っから
防衛省及び真部局長を罪人扱いする報道。


それでいて、中国が沖縄の領土化を狙っている


なんてことは、既存の放送メディアは一切報道していません。
放送メディアは沖縄問題における本当に必要なことを報道せず、
一方的に国とその組織の罪を不可解な誇張をしてまで報道している。

このような現状を見て、何かおかしいとは思いませんか?