私の母は2011年11月10日に自宅の風呂場で転倒。

その結果右の大腿骨を骨折し、現在入院中です。

入院後4、5日経過した時点で手術をし、その結果

チタン合金を足に入れ、リハビリの結果なんとか

多少の歩行能力は回復しました。

しかし杖をつかなければ家の中でさえ移動が出来ない

状況で、リハビリ担当医には


「杖を突いての歩行能力が100mくらい」と言われています


更に20年くらい前に脊髄腫瘍を除去する手術をしていたり、

もう10年来鬱病に悩まされていたりとかなり満身創痍の状態です。

入院前でさえ歩行はかなり困難な状況でして、スーパー等で

買い物をする際にも、カートに捕まってようやく歩行が

安定するといった具合でした。


そういうことを全部話して介護認定の面接を受けたのですが、

その認定結果は要支援1でした。


要介護・要支援認定の基準 (千葉県富里市HP) 

によると、状態区分の目安は以下のとおり。


状態区分
身体の状態例
(目安)
利用できるサービスの水準(目安) 月利用
限度額
要支援1
日常生活の一部に介護が必要だが、介護サービスを適応に利用すれば心身の機能の維持・改善が見込める。 目標を設定してそれを達成するための「介護予防サービス」が利用できる。
49,700円
要支援2
104,000円
要介護1
立ち上がりや歩行が不安定。排泄や入浴などに部分的介助が必要。 訪問介護・訪問看護・通所リハビリテーションなど
165,800円
要介護2
立ち上がりや歩行などが自力では困難。排泄・入浴などに一部または全介助が必要。 週3回の訪問介護または通所リハビリテーションなど
194,800円
要介護3
立ち上がりや歩行などが自力ではできない。排泄・入浴・衣服の着脱など全面的な介助が必要。 訪問介護や夜間または早朝の巡回訪問介護・訪問看護・通所介護または通所リハビリテーションなど(1日2回程度のサービス)
267,500円
要介護4
日常生活能力の低下がみられ、排泄・入浴・衣服の着脱など全般に全面的な介助が必要。 訪問介護や夜間または早朝の巡回訪問介護・訪問看護・通所介護または通所リハビリテーションなど(1日2~3回程度のサービス)
306,000円
要介護5
日常生活全般について全面的な介助が必要。意志の伝達も困難。 訪問介護や夜間または早朝の巡回訪問介護・訪問看護・通所介護または通所リハビリテーションなど(1日3~4回程度のサービス)
358,300円

これを見る限り、私にはどうみても、

要支援1=「ほぼ健康であるが、ちょっとした手助けが必要なレベル」

としか読み取れない。


一方母の状態はというと、

・家の中の移動であっても杖が必要。

・自力での自宅浴室への入浴は不可能。

・今のところトイレは自力で行ける


といったところですから、

「自力で立ち上がったり歩行出来ない」ことが

条件とする要介護3はありえません。


その一つランクが下の要介護2はというと、

「立ち上がりや歩行などが自力では困難。排泄・入浴などに

一部または全介助が必要」となっています。

現在の母の様子からみると、この要介護2が妥当と私は

考えていますが、私の居住する茂原市は余程介護保険費用を

削減したいのか、そんな母に一番軽いレベルの認定である

要支援1を通告してきたわけです。


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今の母は、この玄関の段差25cmを越えるのに一苦労。

自力では無理で、手を引いてあげなければ玄関の段差を

超えることが出来ません。

住宅改修で手すりを取り付け、更に座り易いように

椅子を設置(外出時のみ)することと相成りました。

現状では玄関に腰掛けないと靴を脱ぐことが出来ません。

それから立ち上がるのも自力では厳しい。そんな状況です。


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次は浴室。床のタイルから浴槽の一番上までが42cm、

浴槽自体の高さは60cmくらいです。

まず自力で浴槽に入ることは不可能ですので、

退院後は近所のデイサービス施設に行って

入浴させてもらうという方向で市の職員の方と

話を進めています

(私の居住する千葉県茂原市では、要介護認定が

されないとケアマネージャーは着かないとの説明がありました)。


そんな状況ですが、知り合いのケアマネージャーによると

「杖を突こうが何しようが、5m進めれば歩行能力ありとみなされる」

というのが国の定めた基準であり、介護関係者はその基準に

従って介護認定の判断をくだすしか無いのが現状とのこと。


5m進めれば

歩行能力あり?

馬鹿抜かすんじゃねぇ!


後期高齢者における新規要介護認定の発生と 5m 歩行時間との関連:

アップ登録が必要なため論文の中身は精査していませんが、

  こんなテーマでの学術論文が真面目に存在するので、

  5mが歩行能力の有無を判断するバロメーターというのは

  とても信憑性の高い話であると私は解釈します。


現状では寝たきり確定レベルの要介護3より重症であれば

ある程度まともな認定を受けれますが、そうでない限りは

認定調査員や実際に判定をする人の解釈次第で実態とは

まるで違った軽い判定が出てしまうというのが、私が自分の母の

介護認定を依頼して以降の流れで判明した事実です。



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とりあえず、このシンボルマークを購入して車には貼り付けました。

1枚680円と決して安くはありませんが、これがあるだけで

駐車場の優先地帯に気兼ねなく停車出来るのは高ポイントです。



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そして、先日介護ベットもレンタル契約して搬入してもらいました。

このベットのレンタル料金は1月2,000円です。

これは保険が効いて1割負担で済むからこの金額でレンタル出来る

ということを断っておきます。


契約したのはセレクト有限会社  というところで、千葉県の長生郡、

山武郡、夷隅郡を対象にサービスを行なっているようです。

この記事をお読みになった方でこの会社のサービスを受けれる

地域にお住まいの方はそう多くはないと思いますが、

これくらいを相場として近場の業者を探す際の目安として

いただければ幸いです。


「レンタル料金を毎月支払うくらいなら、購入してしまった方が早い」

と思われる方も中にはいるでしょう。そのあたりの判断は人それぞれ

です。しかし我が家で今回レンタルを選んだ理由は、何か支障が

あった場合には交換が利くことが大きいです。いわゆる

“チェンジ!”が可能なわけです!。


そんなこんなで、今週24日(金)に母は退院して自宅住まいに

戻ります。母の帰宅後に、住宅改修として手すりの取り付けと

、段差を無くすための床の底上げを実施する予定。

これらが済めば、一応母についていなくてはいけない状況は

終わります。はぁ~、もう一息だべ~!