サングリア。その飲み物と出会ったのはかれこれ17年程前の
学生時代に遡ります。
第二外国語でスペイン語を履修した私はその音のキレイさ、
英語よりはるかに日本人には理解しやすい(基本的にローマ字読み
でも相手に通じる)ことから熱心にスペイン語を勉強していました。
更にはキリスト教やギリシャ・ローマの神話、西洋絵画等の
勉強(全くの独学)にも熱心で、経済学部に所属していながらも
専門分野そっちのけで取り組んでいた変わり者の学生でした。
そんな私が出会った飲み物がこのサングリア
。スペイン語では
血
(blood)のことをサングレ
(sangre)と言います。
ワイン
はキリスト教徒にとって特別な飲み物。
その赤さが血
を連想させ、その血
はキリストが十字架刑
に
遭った際に流した血
を連想させるのでしょう。
日本ではのんきに「赤ワイン
はポリフェノールが多いから健康に良い」
ってな知識しかない人が多いでしょうが、キリスト教徒でない大多数の
日本人にとってはどうでもいいことかもしれません。
ただ「ワイン
大好き
」で日常的に愛飲している方ならぜひ知っておいて
もらいたい基本事項です。
レストランなどではピッチャーに入れたものをグラスに注いで飲んだりします。
もちろんグラス単位での注文も可能です。
さて、本題に入ります。今回話題にしたサングリア
という飲み物は
ワインにフルーツなどを入れて味付けしたワインカクテルという
飲み物になります。ただベースはワイン
ですから、結構アルコール度
が高くて、飲みやすいからといってグイグイやっていると
非常に危険です。
女性を口説く
際に、飲みやすい
からバンバン飲ませるという
作戦も可能でしょう。しかし私はそんな作戦を実行する機会
すら今までの人生においてありませんでした
から、経験則
では何も語れません。
私が以前主に飲んでいたのはリアル・サングリア (←ポッチっとな!
とクリックしたら、amazonの該当商品に飛びます)。
日本における市場価格は750ml入りで大体800円程。
非常にコストパフォーマンスの良い飲み物です。
写真は赤ですが、白も存在します。
学生時代はほぼアパートに常備してあり、誰か訪ねてくると
(ほぼ100%野郎でしたが)開けて、相手と飲みあった青春のワイン。
ちょっと濃い目の味ですが、飲み慣れてしまえばなんてことは
ありません。以前はこのリアル・サングリア以外の商品を店頭で
見かけることなどほとんど無かったのですが、近年では結構
アイテム数が増えてきている模様です。
ドン・シモン サングリア
中でもこのドン・シモン・サングリアはコストパフォーマンスが抜群!
やまや 総社店 では1500mlで680円となっていました。
私は試しに年始に購入してみたのですが、購入店は「やまや」という
お店の支店でしたので、同じ値段だと思われます。
味もリアルサングリアと比べても大して変わりません(私が味オンチな
だけかもしれませんが
)でした。
リアルサングリアが750mlで800円前後、一方の
ドン・シモン・サングリアは1500mlで700円前後。
コストパフォーマンスで言うとドン・シモン側に
文句無く軍牌が上がってしまいました
。
それでも青春時代の友であったリアル・サングリアを簡単に
見切れるほど、私は情の無い人間ではない...。
今後は普段はリアル・サングリア、財布の中身が厳しい時は
ドン・シモン・サングリアを購入しよう。
と言っても、今では年に数えるくらいしか購入したりしないのだが
...。


