最近の記事は書いていて面白いハズはない。
自分でもググッての情報集め、検証、執筆のどれをとっても
不愉快な作業だ。アクセス数は幸いにしてUPしているので
多くの人に読んでもらえるようになったが、決して嬉しい訳ではない。
それでもやらなければならないと気付いてしまったので
義務として行なっている。
最初から愚痴ですいません。しかし身近な人に迷惑をかける
と困るので、ネットでしか発言できない状況です。これらのことを
声高に発言するにはリアル世界で顔と名前が知られる著名人に
なり、簡単には世間に抹殺されない環境を整えないと無謀
であることを痛感するばかり。最もそうすると別の苦労が
増えるだけで、個人の生活としては望ましいことでないことは
言うまでもない。さてこんな話ばかりしていても気分が悪くなるので、
今回は私にとって身近な話題をしてみる。
私の父は糖尿病であり、糖質に対して非常に敏感になっている。
あとプリン体というのもダメらしく、とくにイクラなどは絶対食べない。
イクラ1個=卵1個とプリン体というものはイクラと鶏卵にそれぞれ
平等に一つずつ。健常者にとっては何でもないことだが、
それを回避しなければならない人にとっては一大事である。
プリン体Wiki
によるとプリン体は体内で代謝すると尿酸になるらしい。
尿酸は痛風を悪化させるとあるが、どうやら糖尿病にも悪いのだろう。
しかしあまり突っ込みすぎると長くなるのでこのへんで止めておく。
話を戻す。糖尿病である父は日本酒が好きなのだが、今は特別な時しか
飲めない。普段から飲んでいると確実に持病が悪化するからだ。
しかし、ある時買出しに出たスーパーの店頭で月桂冠の糖質ゼロの日本酒
を見つけ、それを晩酌で飲むようになった。
「不味い」を連発し、酒蔵勤務の旧友に「そんな日本酒飲むな!」と怒られ
ながらも唯一の選択肢だから仕方がないとばかりに飲み続けていた。
月桂冠のサイトによると
http://www.gekkeikan.co.jp/products/zero/index.html
月桂冠の「糖質ゼロ」は、糖質を限りなくゼロにした超辛口・超淡麗の日本酒です
(栄養表示基準に基づき、100ミリリットルあたりの糖質が0.5グラム未満の場合には、「糖質ゼロ」の表示が可能です)。
ということなので、完全なる0ではなく限りなく0に近いということらしい。
それでも通常の日本酒に比べたら遥かに糖質が低いので、
味のことはある程度我慢せざるを得ないのだろう。
しかし毎日「不味い」と言いながら飲んでいるのも気の毒になったので、
ググッてみると他のメーカーも造っているらしいことが分かった。
大関
http://www.ozeki.co.jp/product/nihonshu/tousituzero.html
白鶴
http://www.hakutsuru.co.jp/product/nihonshu/toshitsuzero.shtml
そこで市内の日本酒取扱店に行った時は欠かさずチェックをしてみたところ
糖質70%オフというものは見つかったが、糖質ゼロは月桂冠以外
ほとんど取り扱いが無い現状を確認。
しかし先日普段は買い物をしない店にたまたま入ったところようやく
大関のものを見つけ、父に報告。
昨日の買出し時に早速購入して飲んでみたところ、
父曰く「こっちの方が日本酒らしい味がする」
と言って気に入った模様。
私も一口飲ませてもらったが、正直美味しくはない。それを伝えると、
「これより月桂冠の方がずっと不味いぞ!」と言っていた。
月桂冠のものは試さなかったので私には比較できないが、父の味覚に
よるとそうらしい。そんな訳で父は次回から大関のものを購入する
ことにしたそうだ。
※一応断っておきますが、私は大関の回し者ではありません。父が一消費者として
大関の商品を選択したということを言いたいだけです。
http://www.mylifenote.net/002/110928_12.html
の記事によると
「糖質ゼロ」の日本酒を食事中に飲むと、舌に残った料理の味の成分を
クリアにして、二口目、三口目の味わいを最初の一口目の味わいのように
新鮮にさせる、ウォッシュ効果が一般の日本酒に比べて高いことがわかった。
と書かれている。これは月桂冠の言い分らしいが、試してみるに値する
かもしれない。早速今晩父のを少しいただいて試してみよう。
身近に「日本酒は好きだが、糖尿病なので飲めない」というような人が
いたら、一度糖質ゼロのものを試してみるよう勧めてみるのも
いいかもしれません。消費者として気に入るor我慢できるものであれば
以後も購入し、駄目なら止めれば良いだけのこと。選択肢を広げる
こと自体は良いことだと思いますが、消費者側としては見極める力が