先日、父の友人から日の丸みかんが届きました。
父は愛媛県八幡浜市の出身で、冬になると実家から
みかんが送られてくるため我が家ではみかんを
自分で購入することはありません。
しかし、日の丸ブランドのみかんは今回が初体験。
そのお味は...美味!のひと言に尽きます。
現在ある事情で入院している母に持っていったところ、
普通のみかんなら1日1つしか食べないのに、日の丸
みかんだと「2つちょうだい」という始末。おかげで
減りが早いです。
形も綺麗なものしか入っておらず、味も極上!。しかし、
そうなるとお値段は高めになるのが世の常であります。
JAにしうわ日の丸共選ウェブサイト
で確認したところ、目安としてキロ800円前後はするようです。
このみかんは海に面した場所の段々畑で作られているのが
特徴だとか。その利点として
1.通常の太陽光
2.海からの照り返しの太陽光
3.段々畑の石垣が溜め込んだ太陽光
という3つの太陽光を浴びることができるのが、他の産地には
ない特徴だとか。先日見た「世界不思議発見」のペルーの
回で、インカ帝国の農業の特徴として「段々畑で農業を
するから、石垣が太陽光を溜め込んだ影響で畑周辺の
気温を高めることが出来る。その結果としてかなりの高度
でも農業が可能」ということを知ったのですが、
「日の丸みかんも同じ原理で、しかもペルーの山奥には
無い海からの照り返しをプラスして農業をしているのか~!」
と微妙なところで感動してしまいました。
JAにしうわ日の丸共選ウェブサイトの情報で他に目を
引いたのがこの紅まどんな。まどんなは多分夏目漱石の
小説「坊っちゃん」(愛媛県松山市が舞台)からとられた
のでしょう。まだまだ新しい品種で、市場にもあまり
出回っていない模様。
Lサイズ(15玉)で4,500円とお値段もかなり張ります。
そのうち試してみたいものです。
意外と知らないことだらけだった愛媛みかんの世界。
以前住んでいた神奈川県では、西部の小田原周辺で
結構みかん栽培が盛んだったのですが、やはり
味では愛媛産に軍配が挙がると思います。
これからの季節、暖かい部屋で普段よりリッチな
みかんを楽しむなんていかがですか?