もう11月も終わりが近づいてきました。そろそろ「クリスマスのプレゼントを
どうしようか?」なんてことを考える人もいると思います。あれって結構
選ぶのが大変ですよね。そんなことでお困りな方にご参考になればいいなと
思うのが今回の記事の趣旨です。
今から数年前、知人にプレゼントを贈ろうと横浜のちょっと
こ洒落たお店をあれこれ巡っていた時に出会ったのが、
ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートでした。
名前が示すとおりロイヤルコペンハーゲンはデンマークの窯元で、
世界中に支店を持つ有名ブランドです。詳細は例によってWikiの記事を
ご参照ください。
いろんな陶器を造っていますが、中でも今回とりあげる
イヤープレートは、1908年以降毎年造られています。
その年の絵皿を一定数造った後は型を壊してしまうらしく、
後になって増産することが基本的に出来ません。
ですから、人気のある年の物は結構なプレミアがつきます。
以下の記事の内容のネタ元は「ル・ノーブル」という
食器専門店のサイトの情報です。
ただ今回この記事を書くにあたり、別のサイトを見てみましたところ、
洋洋堂というサイトの方が全体的にお値段がお安いようです。
一番のプレミアがついているのが、
記念すべきファーストイヤーである1908年のもの。
2008年に復刻版が出たのですが、それも大体売れてしまった
のでしょう。市場にはあまり出回ってないようです。
私は今までこのイヤープレートを全部で3点購入していますが、
これは記念すべき購入第1号。1966年の柄で、鳥が中央に
しっかり構えていて背後に教会という景色に惹かれました。
他人にプレゼントとして贈ったのですが、結構気に入って
もらえたようです。
購入価格は\13,000くらいでしたが、ネットで見る限り現在は
\10,000前後で買える模様。製作年が新しい(大体2~3年以内)
ものは\8,000~\10,000前後が相場で、古い年代のものは
それこそケースバイケース。お店によっても随分違うようです。
アンデルセンってデンマークの人だったんですよね。
これなんかは個人的に欲しいと思っている一品です。
きたる2012年の絵柄は現在のデンマークを象徴している風車。
先日NHKの「地球一番」という番組で時任三郎がレポートしていましたが、
デンマークは世界で最も風車発電が盛んな地域。
番組で紹介されていたロラン島というところは、全ての電力を
風車からの発電で賄い、余剰分は他の地域へ販売しています。
My太陽光パネルならぬMy風車を持つ家庭も多いらしく、
10年くらいで元手を回収したあとはウハウハ状態だとか。羨ましい話です。
お次は私が購入したものの一つである2008年のもの。
「Copenhagen Christmas」 というタイトルがついています。
これも他人に贈ったものでしたが、先程ル・ノーブルのサイトで
見てみたら滅茶苦茶価格破壊のセール品扱いになってました。
「試しに一つ」なんて思っている方、どうでしょうか?
これは1970年の「クリスマスローズと猫」。個人的に欲しいと
思っている一枚で、猫の表情がたまらなくいいです。
2006年の「Kronborg Castle」。現在唯一自分で所有している一枚で、
空を飛ぶ白鳥と背後のお城の組み合わせがとても気に入っています。
本年2011年の「Waiting for Santa Claus」。サンタクロースを
待ちわびる少年と、ペットの猫(?)の姿がいいですね。
まだ紹介したい絵柄がありますが、とりあえず前編はこれで
終了します。