訪問日時 2010年11月21日(日)
平等院を後にした私は、とりあえず宇治川の周辺をブラブラしました。
ここは朝日将軍源義仲が同じ源氏の義経と戦って敗れた場所。
他にも大阪夏の陣の時に真田幸村等の武将がここを
防衛線にしようと発言したにも関わらず却下されたとか、
とかく曰くのある川。それだけ京の都の防衛ラインとして
重要だったのがこの宇治川なわけで、そんなことを
考えながら歩いていると例の如く頭の中がトリップしてしまう
しようのないワタクシ。
そんな血生臭い話だけでは無いのが宇治。源氏物語の
第二部ともいえる宇治十帖の舞台でもあり、その解説が
看板に書かれていました。この写真はクリックすると拡大しますので、
看板の文字が読みたい方は拡大してご覧ください。
看板のそばに源氏物語の作者である紫式部の石像がありました。
イメージ的には控えめな女性という感じですが、実際の彼女は
どんな人だったのでしょうか?
それにしても源氏物語が、時を越えてこれだけの大ベストセラーに
なっているとは、生前の彼女の想像せざるところでしょうね。
宇治橋と川の図。その昔はこの橋の上でドンパチやったと思うと、
血沸き胸躍る気が...。
橋の上からの光景。山と川ってなんて絵になる光景なんでしょう。
川で遊ぶ鳥達を激写。京都って鴨川といい、宇治川といい、
水深が浅いけど川幅が広い川があっていいなと思う次第。
そういう川だからこそ、これだけ大型の鳥達が多いのでしょう。
私の住まう神奈川には、こういう絵になる川が無いなぁと
つくづく思ってしまいます。
宇治神社の近くで見かけたこの銅像。
拡大図です。リアルタイム更新の時も書きましたが、この像は
匂宮と浮舟だそうです。宇治十帖の主人公って薫の大将ですよね?
ヒロインは?個人的には大姫と思っていますが、
結果として匂宮と薫の間で苦悩(?)する浮舟がヒロインなんでしょうね。
物語の主人公ではなく、ライバル役がデカイ顔している
この像をみてちょっと複雑な心境になった私でした。






